4年に一度しかない日に始まる ― 2月29日開始は208件でこの1件だけ
海軍省がボーイングと結んだ約57.7億ドルの契約。開始日は2024年2月29日で、2026年9月6日時点で当サイトが保持する国防総省の契約208件のうち、うるう日に始まるのはこの1件だけです。
契約の基本情報
- 受注者ボーイング
- 契約額$5,765,643,148(約57.66億ドル)
- 軍種国防総省・全軍共通
- 発注機関国防総省
- 発注部局国防契約管理局
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2024-02-29 〜 2030-09-30
- 契約番号(PIID)N0001924C0025
契約の概要(原文)
CANADA AND GERMANY LOT 13 P-8A AIRCRAFT
要点
- 海軍省が2024年2月29日に結んだ約57.7億ドルの契約で、終了日は2030年9月30日。
- 2026年9月6日時点で当サイトが保持する国防総省の契約208件のうち、2月29日に始まるのはこの1件だけ。
- 終わりの日は34件が9月30日に集まるのに対し、始まりの日は年間に散らばっている。
- 説明欄はカナダとドイツ向けの第13ロットを指し、支出済み額の欄は空のまま。
1始まりの日は選ばれていない
前の記事では、会計年度が契約の名前にまで及ぶことを見ました。ところが始まりの日には、そこまでの規則性がありません。 この契約は2024年2月29日、4年に一度しか来ないうるう日に始まっています。
うるう日に始まったことに意味はありません。意味が無いことが、ここでは情報になります。 終わりの日が9月30日に34件も集まるのに対し、始まりの日は年間に散らばっている。制度が押しているのは終わりの側だけだと分かります。
2始まりと終わりで、決め方が違う
契約は署名された日に始まります。署名の日は交渉の進み具合で決まるため、暦のどこにでも落ちる。一方で終わりの日は、年度をまたぐ回数を決める設計上の選択です。
3説明欄は他国の名前から始まる
説明欄は「CANADA AND GERMANY LOT 13 P-8A AIRCRAFT」の6語で、米国の契約でありながら冒頭に他国の名前が置かれています。 P-8A は当サイトに複数の記録があり、量産のロットを重ねながら調達が続いてきた機体です。同じ機体の先行資材については別の記録があります。
支出済み額の欄は空のままで、約57.7億ドルの義務付けに対する支払いは記録に現れていません。
次の記事では、24日後に終わる予定の開発契約を見ます。
なぜ重要か
始まりの日は署名の都合で決まり、終わりの日は予算の暦に寄せられる。日付を集計するときは、この二つを同じ性質のものとして扱わないほうがよい。
よくある質問(FAQ)
うるう日に始まることに特別な意味はありますか。
米国の契約に他国の名前が入るのはなぜですか。
「LOT 13」とは何を指しますか。
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):N0001924C0025