軍人医療TRICARE「東部地域」第5世代管理支援に累計約83.0億ドル ― 国防保健局がHumanaへ発注(USAspending)
USAspendingによれば、国防保健局(DHA)は軍人医療プログラム「TRICARE」の東部地域の管理医療支援(第5世代=T5契約)を、Humana Government Businessへ発注した。契約額は累計約83.0億ドル($8,302,380,861)、2023年2月開始・2029年12月までの確定契約。対になる西部地域(TriWest)と並ぶ、軍人医療を民間保険会社へ委託する防衛×医療の契約である。
契約の基本情報
- 受注者ヒューマナ
- 契約額$8,303,615,720(約83.04億ドル)
- 軍種国防総省・全軍共通
- 発注機関国防総省
- 発注部局国防保健局
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2023-02-01 〜 2029-12-31
- 契約番号(PIID)HT940223C0001
契約の概要(原文)
TRICARE MANAGED CARE SUPPORT SERVICES CONTRACT, 5TH GENERATION EAST REGION
要点
国防総省の軍人医療プログラム「TRICARE」は、全米を地域に分け、地域ごとに民間の保険会社が「管理医療支援」を請け負う形で運営される。本契約は、その「東部地域」を第5世代(T5)としてHumana Government Businessが担うものだ。
対になる「西部地域」はTriWestが受注しており、両者を並べると、同じTRICAREが地域で受注者を分けている構造がはっきり見える。
Humanaは、本サイトで別途扱った以前の世代(T3)の南部地域契約でも受注者だった。世代を追ってTRICAREの契約を見ていくと、地域の区割りや受注者が更新されながら、軍人医療の運営が継続的に民間へ委託され続けていることが分かる。軍人医療は防衛費の大きな柱であり、その運営が巨額契約として民間保険会社に委ねられる点は、防衛とヘルスケア産業の交差点として注目に値する。
概要(USAspending)は「TRICARE第5世代・東部地域の管理医療支援」までで、給付や運用の詳細までは記されていない(本サイトは概要に無い内容は補わない)。累計約83.0億ドルという規模は、西部地域とほぼ並び、軍人医療の運営が地域を問わず巨大な政府調達であることを示している。
なぜ重要か
軍人医療TRICAREの東部地域運営が、巨額契約として民間保険会社Humanaに委託される実態を示す。対になる西部地域(TriWest)とほぼ同規模で、軍人医療の運営が地域を問わず巨大な政府調達であることが分かる。防衛とヘルスケア産業が交わる注目領域として、政府調達・医療産業を追う読者に、TRICAREの地域分割構造を把握する材料を提供する。
よくある質問(FAQ)
これは何のデータですか?
契約額は確定額ですか?
東部地域と西部地域で受注者が違うのはなぜですか。
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):HT940223C0001