約30.73億ドル 海軍 DELIVERY ORDER N6274223F4007

真珠湾のドライドック3の更新に約30.7億ドル ― 当サイトの防衛契約207件で唯一の軍事建設(共同事業体/海軍)

海軍省 2023-03-31 〜 2027-09-30

海軍が発注した、真珠湾・ヒッカム統合基地のドライドック3を更新する軍事建設(MCON)案件。3社による共同事業体が受注しており、契約期間は2023年3月から2027年9月まで。2026年8月28日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件のうち、軍事建設に該当する記録はこれ1件である。

契約の基本情報

  • 受注者DRAGADOS/HAWAIIAN DREDGING/ORION JV
  • 契約額$3,072,846,892(約30.73億ドル)
  • 軍種海軍
  • 発注機関国防総省
  • 発注部局海軍省
  • 契約種別DELIVERY ORDER
  • 履行期間2023-03-31 〜 2027-09-30
  • 契約番号(PIID)N6274223F4007

契約の概要(原文)

FY23 MCON PROJECT P-209, DRY DOCK 3 REPLACEMENT, JOINT BASE PEARL HARBOR HICKAM, HAWAII

要点

  • 真珠湾・ヒッカム統合基地のドライドック3を更新する軍事建設(MCON)案件。発注は海軍省。
  • 受注者はDragados/Hawaiian Dredging/Orion の3社による共同事業体。
  • 2026年8月28日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件のうち、軍事建設やドライドックに触れる記録はこの1件だけ。
  • 契約形態はデリバリー・オーダーで、親契約の枠のなかの発注にあたる。207件では確定契約193件に対しデリバリー・オーダーは14件。
  • 契約期間は2023年3月31日から2027年9月30日まで。累計の契約額は約30.7億ドル。
  • 2026年8月28日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件のうち、軍事建設やドライドックに触れるものはこの1件だけである。

1装備でなく、装備を支える場所への支出

防衛の契約というと、艦や航空機やミサイルを買う話が思い浮かぶ。この記録が扱っているのはそこではない。ドライドックは、艦を水から上げて船体の下側まで手を入れられるようにする設備で、これが無ければ艦の定期整備も損傷の修理も成り立たない。

2026年8月28日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件を概要の文言で分類すると、軍事建設(MCON)やドライドックに触れるものはこの1件だけである。艦を造る契約は何本もあるのに、艦を直す場所を造る契約は1本しかない。

2太平洋の整備拠点という位置

真珠湾は、米本土から見て太平洋側の艦艇整備を担う拠点にあたる。整備設備の能力は、そのまま同時に何隻を手当てできるかの上限になる。艦を増やす判断と、その艦を整備できる場所があるかどうかは別の問題で、後者は装備の一覧には表れない。この契約が2023年から2027年までの4年半をかけるのは、稼働している基地の設備を入れ替える作業だからでもある。

3親契約の下に置かれた発注という形

契約形態はデリバリー・オーダーである。2026年8月28日時点で当サイトが保持する207件のうち、確定契約193件を占め、デリバリー・オーダーは14件しかない。デリバリー・オーダーは、あらかじめ結んだ親契約の枠のなかで個別の作業を発注する形で、実際この記録の出典URLには親契約の番号が併記されている。

金額の大きい案件でも、1本の独立した契約としてではなく、枠のなかの1発注として記録されることがある。なお、更新後の設備の能力は、この記録には含まれていない。

4艦を造る契約と、艦を直す場所を造る契約

防衛の契約というと、艦や航空機やミサイルを買う話が思い浮かびます。この記録が扱っているのはそこではありません。ドライドックは、艦を水から上げて船体の下側まで手を入れられるようにする設備です。

艦を造る契約艦を直す場所を造る契約
2026年8月28日時点の207件のなかに何本もあるこの1件だけ
完成すれば艦が1隻増える同時に何隻を手当てできるかの上限が変わる
装備の一覧に現れる装備の一覧には表れない
新造の計画として語られる稼働中の基地の設備を入れ替える作業になる

真珠湾は、米本土から見て太平洋側の艦艇整備を担う拠点にあたります。整備設備の能力は、そのまま同時に何隻を手当てできるかの上限になります。艦を増やす判断と、その艦を整備できる場所があるかどうかは別の問題で、後者は装備の一覧には表れません。

なぜ重要か

装備の数だけを追うと、それを維持する設備の制約が視野から落ちる。整備拠点の能力は同時に手当てできる隻数の上限になり、艦を増やす判断と別に管理されるべき要素になる。契約データを装備と設備に分けて眺めると、支出の偏りがどこにあるかが見えてくる。

よくある質問(FAQ)

ドライドックとは何ですか?
艦を水から上げて船体の下側まで手を入れられるようにする設備です。これが無ければ艦の定期整備も損傷の修理も成り立ちません。
デリバリー・オーダーとは何ですか?
あらかじめ結んだ親契約の枠のなかで個別の作業を発注する形式です。2026年8月28日時点で当サイトが保持する207件では確定契約193件に対し14件です。
更新後にどれだけの能力になりますか?
この記録には含まれていません。記載されているのはドライドック3の更新という案件名までです。

出典(一次情報)

本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。

#防衛#国防総省#海軍#軍事建設#整備拠点
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