空対空ミサイルAMRAAMの生産ロット37に約25.1億ドル ― 当サイトが保持する記録でロット番号の最大、次は22(レイセオン・空軍)
中距離空対空ミサイル(AMRAAM)の生産ロット37の契約。2026年8月31日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件のうち、概要にロット番号を含むものは21件あり、37はその最大値にあたる。次に大きいのは22で、番号の開きが計画の継続期間の差を示している。
契約の基本情報
- 受注者RTX(レイセオン)
- 契約額$2,512,922,035(約25.13億ドル)
- 軍種空軍
- 発注機関国防総省
- 発注部局空軍省
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2023-06-20 〜 2030-12-30
- 契約番号(PIID)FA867523C0037
契約の概要(原文)
ADVANCED MEDIUM RANGE AIR TO AIR MISSILE (AMRAAM) PRODUCTION LOT 37
要点
- 中距離空対空ミサイル(AMRAAM)の生産ロット37の契約。発注は空軍省、受注者はレイセオン。
- 2026年8月31日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件のうち、概要にロット番号を含むものは21件あり、37はその最大値。
- 次に大きいのは22、続いて20、19、18。番号の開きは計画が始まってからの年数の差にあたる。
- 戦闘機は世代交代で入れ替わるが、搭載する武器は複数の機種にまたがって使われ、より長く生産が続くことがある。
- 期間は2023年6月20日から2030年12月30日までの7年余り。累計の契約額は約25.1億ドル。
- 2026年8月31日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件のうち概要にロット番号を含むものは21件で、37が最大。
1ロット番号が示す時間の長さ
装備の量産は、年度ごとの区切りで発注される。その区切りに順に番号が振られたものがロット番号で、37という数字は、この生産が37回目の区切りに達していることを意味する。2026年8月31日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件のうち、概要にロット番号を含むものは21件ある。そのなかで37は最大で、次に大きいのは22、続いて20、19、18と並ぶ。
番号が15も離れているのは、計画が始まってからの年数の差にあたる。1件の契約額を見ているだけでは、その装備が何年続いてきたかは分からない。
2空対空ミサイルという装備の性格
AMRAAMは戦闘機から発射して相手の航空機を狙う中距離のミサイルで、視界の外にいる目標にも対応する設計とされる。戦闘機そのものは世代交代を経て何度も入れ替わるが、搭載する武器は複数の機種にまたがって使われ、より長く生産が続くことがある。当サイトが保持する記録には、F-35、F-16、F-15、F/A-18といった機体の契約が並ぶ。
それらの世代を横断して使われる装備は、機体の記録を追っているだけでは見えてこない。
3発注から完了までの期間
期間は2023年6月から2030年12月までの7年余りに設定されている。1回のロットの生産に7年を見込む形で、2026年8月31日時点で当サイトが保持する207件では契約期間10年前後が最も多い分布のなかでは短い側にあたる。支出済み額として記録されているのは約3.3万ドルで、契約額の約25.1億ドルに対してごくわずかである。
ただし古い契約ほど支出欄の記録が不完全なことがあり、この欄を執行の進み具合として読むことはできない。
なぜ重要か
契約を1件ずつ見ていると、その装備が何年続いてきたかは分からない。ロット番号は、計画の継続期間を1つの数字で示す手がかりになる。番号が大きいものほど生産基盤が長く維持されてきたことを意味し、供給網の安定性を考えるうえでも参照できる。
よくある質問(FAQ)
ロット番号とは何ですか?
なぜミサイルは長く生産が続くのですか?
支出済み額が少ないのはなぜですか?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):FA867523C0037