次世代ICBM「地上配備戦略抑止(GBSD=センチネル)」の開発・初期生産に約117億ドル ― ノースロップ・グラマンへの契約(USAspending)
米空軍が、次世代の地上配備大陸間弾道ミサイル(ICBM)プログラム「地上配備戦略抑止(GBSD)」の技術開発(EMD)と初期生産・配備の契約を、ノースロップ・グラマンに発注。契約額は約117億ドル($11,719,559,923)。GBSDは後に「センチネル」と命名され、老朽化したミニットマンIIIを更新する。
契約の基本情報
- 受注者NORTHROP GRUMMAN SYSTEMS CORP
- 契約額$11,719,559,923(約117.2億ドル)
- 軍種空軍
- 発注機関Department of Defense
- 発注部局Department of the Air Force
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2020-09-08 〜 2029-03-10
- 契約番号(PIID)FA821920C0006
契約の概要(原文)
GROUND-BASED STRATEGIC DETERRENT (GBSD) ENGINEERING AND MANUFACTURING DEVELOPMENT (EMD) AND EARLY PRODUCTION AND DEPLOYMENT (P&D)
要点
この契約は、次世代の地上配備大陸間弾道ミサイル(ICBM)プログラム「地上配備戦略抑止(GROUND-BASED STRATEGIC DETERRENT, GBSD)」のエンジニアリング・製造開発(EMD)と、早期の生産・配備(P&D)に関するものだ。
GBSDは、1970年代から運用されてきた地上配備ICBM「ミニットマンIII」を更新する米空軍のプログラムで、後に「センチネル(Sentinel)」と命名された。米国の核抑止は潜水艦(SSBN)・戦略爆撃機・地上配備ICBMの三本柱(核トライアド)から成り、本プログラムはそのうち地上配備の柱を担う。
本契約は、海軍のコロンビア級SSBNと並ぶ核戦力の近代化投資であり、米国が核抑止の三本柱を同時期に更新しつつある実態を示す。
なぜ重要か
核抑止の三本柱(潜水艦・爆撃機・地上ICBM)を同時期に更新する米国の戦略投資の規模感を把握する手がかり。防衛サプライチェーンや安全保障・核政策の動向を追う読者に有用。
よくある質問(FAQ)
これは何のデータですか?
契約額は確定額ですか?
GBSD(センチネル)とは?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):FA821920C0006