約31.58億ドル 陸軍 DEFINITIVE CONTRACT W31P4Q18C0130

会計年度が終わる前日に結ばれる ― 始まりの側にも暦が効いている

陸軍省 2018-09-29 〜 2027-08-31

陸軍省がロッキード・マーティンと結んだ約31.6億ドルの契約。開始日は2018年9月29日で、会計年度が終わる前日にあたります。終わりは2027年8月31日。

契約の基本情報

  • 受注者ロッキード・マーティン
  • 契約額$3,158,372,223(約31.58億ドル)
  • 軍種陸軍
  • 発注機関国防総省
  • 発注部局陸軍省
  • 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
  • 履行期間2018-09-29 〜 2027-08-31
  • 契約番号(PIID)W31P4Q18C0130

契約の概要(原文)

HELLFIRE BUY 17 PRODUCTION.

要点

  • 陸軍省が2018年9月29日に結んだ約31.6億ドルの契約で、開始日は会計年度の最終日の前日。
  • 2026年9月6日時点で当サイトが保持する国防総省の契約208件のうち、9月15日以降に始まるものは15件、10月1日に始まるものは7件。
  • 終了日は2027年8月31日で、月の末日ではあるが年度の末日ではない。
  • 支出済み額は約3,163万ドルで、義務付け額の1.00%。

1年度が終わる前日に署名されている

ここまでは終わりの日を見てきました。前の記事のように中身が読めない記録でも、終わりが年度の末日に置かれていることは分かります。ここで始まりの側を見ます。この契約が始まったのは2018年9月29日会計年度の最終日である930日の前日です。

始まりの日件数性格
9月15日以降に始まる15件年度が終わる前に結ぶ
10月1日に始まる7件新しい年度の初日から始める
それ以外の日に始まる186件年度の切れ目とは関係がない

数字は2026年9月6日時点で当サイトが保持する国防総省の契約208件を数えたものです。終わりの日ほど強くはありませんが、始まりの側にも山があります。 年度が終わる前に結ぶのは、その年度の資金を使うため。年度の初日から始めるのは、新しい年度の資金で動かすためと読めます。

2終わりは月末だが、年度末ではない

この契約の金額約31.6億ドル208件のうち163番目
支出済み額約3,163万ドル義務付け額の1.00%
この契約の期間2018年9月29日から2027年8月31日8.9年

終了日は2027年8月31日です。月の末日ではありますが、会計年度の末日ではありません。年度末の1か月前に終わる形で、年度をまたぐ回数は9回になります。2026年9月6日時点で当サイトが保持する208件では、終了日が月の末日のものが139件66.8%)を占め、そのうち930日34件です。月末に寄せる慣行と、年度末に寄せる慣行は、重なりつつも同じではありません。

3説明欄は「BUY 17」と数える

説明欄は「HELLFIRE BUY 17 PRODUCTION.」の4語で、17回目のまとまった発注であることを示しています。ロット番号や購入回数が説明欄に入る記録は、前後の発注が存在することを自分で示しているという点で読みやすい部類に入ります。ただし16回目や18回目が当サイトの記録にあるとは限りません。

次の記事では、暦の目盛りに乗らない終わりの日を見て、この連載を閉じます。

なぜ重要か

契約の開始日には、年度末の直前と年度の初日という二つの山がある。どの年度の資金で動く契約かを推し量る手がかりになる。

よくある質問(FAQ)

なぜ年度末の直前に契約が結ばれるのですか。
その年度に使える資金を年度内に確定させる必要があるためと考えられます。ただし個々の契約について、記録が理由を書いているわけではありません。
10月1日に始まる契約は何が違うのですか。
新しい年度の初日から動く形です。年度単位で更新される役務や支援の契約に見られます。
「BUY 17」は17番目という意味ですか。
17回目のまとまった発注を指す表記です。前後の回に対応する契約が当サイトの記録にあるとは限りません。

出典(一次情報)

本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。

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