約25.11億ドル 陸軍 DEFINITIVE CONTRACT W912EP24C0018

エバーグレーズの貯水池の堤防・構造物に約25.1億ドル ― 2026年8月31日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件で唯一の環境事業(Thalle Construction・陸軍)

陸軍省 2024-09-27 〜 2034-12-02

フロリダ州パームビーチ郡で、セントラル・エバーグレーズ計画の一部として貯水池の堤防と構造物を建設する契約。発注は陸軍省で、期間は2024年9月から2034年12月までの10年余り。2026年8月31日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件のうち、貯水池や堤防、環境に触れる記録はこの1件だけである。

契約の基本情報

  • 受注者THALLE CONSTRUCTION CO INC
  • 契約額$2,510,603,695(約25.11億ドル)
  • 軍種陸軍
  • 発注機関国防総省
  • 発注部局陸軍省
  • 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
  • 履行期間2024-09-27 〜 2034-12-02
  • 契約番号(PIID)W912EP24C0018

契約の概要(原文)

CENTRAL EVERGLADES PLANNING PROJECT (CEPP) CONTRACT 11B, EVERGLADES AGRICULTURAL AREA (EAA) A-2 RESERVOIR EMBANKMENT AND STRUCTURES, PALM BEACH COUNTY, FLORIDA

要点

  • セントラル・エバーグレーズ計画の一部として、エバーグレーズ農業地域A-2貯水池の堤防と構造物を建設する契約。発注は陸軍省。
  • 期間は2024年9月27日から2034年12月2日までの10年余り。累計の契約額は約25.1億ドル。
  • 貯水池は雨季に余る水を貯め乾季に流すことで、湿地へ届く水の量と時期を調整する役割を持つ。
  • 米陸軍工兵隊は軍事施設だけでなく河川・港湾・治水の公共事業も所管しており、そのため防衛の支出データに治水事業が現れる。
  • 2026年8月31日時点で当サイトが保持する207件のうち、貯水池・堤防・環境に触れる記録はこの1件だけ。発注部局は6つの国防総省内部組織に分かれている。
  • 貯水池は雨季に余る水を貯め乾季に流すことで、湿地へ届く水の量と時期を調整する。

1軍の予算で湿地の水を動かす

米陸軍には工兵隊があり、河川や港湾、治水の事業を担っている。軍事施設を作るだけでなく、国内の水に関わる公共事業が同じ組織の所管に置かれている。エバーグレーズは南フロリダに広がる湿地で、農地や都市の開発によって水の流れが変えられてきた。この契約はその流れを整える計画の一部で、貯水池の堤防と構造物を建設するものである。装備でも兵站でもない事業が、防衛の支出データのなかに現れる。

2貯水池が果たす役割

概要にある A-2 貯水池は、エバーグレーズ農業地域に置かれる。雨季に余る水を貯め、乾季に流すことで、湿地へ届く水の量と時期を調整する役割を持つ。堤防と構造物という表現は、水を溜める土手と、水量を制御する門や導水路を指す。自然を元に戻すという言い方をされる事業だが、実際に作られるのは大規模な土木構造物である。

期間が10年余りに設定されているのも、この規模の構造物を築くための時間だと読める。

3207件のうち環境に触れるのは1件

2026年8月31日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件を概要の文言で分類すると、貯水池・堤防・エバーグレーズ・環境のいずれかに触れるものはこの1件だけである。発注部局は海軍省77件、国防契約管理局43件、陸軍省40件、空軍省31件、国防保健局9件、ミサイル防衛局7件6つに分かれており、その全部が国防総省の内部組織である。

防衛の支出として集められたデータに治水事業が混じるのは、工兵隊が両方を所管しているためで、省庁の枠と事業の性格が一致しないことの表れにあたる。

4貯水池が水の量と時期を調整する

概要にある A-2 貯水池は、エバーグレーズ農業地域に置かれます。自然を元に戻すという言い方をされる事業ですが、実際に作られるのは大規模な土木構造物です。

  1. 1雨季余る水を貯める
  2. 2堤防と構造物水を溜める土手と、水量を制御する門や導水路を築く
  3. 3乾季貯めた水を流す
  4. 4湿地へ届く水の量と時期が調整される

米陸軍には工兵隊があり、河川や港湾、治水の事業を担っています。軍事施設を作るだけでなく、国内の水に関わる公共事業が同じ組織の所管に置かれています。2026年8月31日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件を概要の文言で分類すると、貯水池・堤防・エバーグレーズ・環境のいずれかに触れるものはこの1件だけです。省庁の枠と事業の性格が一致しないことの表れにあたります。

なぜ重要か

支出データを省庁で分類すると、事業の性格と一致しない項目が混じる。国防総省の契約として集めた記録に治水事業が入るのは、工兵隊が両方を所管しているからで、分類の枠を鵜呑みにすると集計の意味を取り違える。データを扱うときは、誰が発注したかと何をする事業かを分けて見る必要がある。

よくある質問(FAQ)

なぜ防衛の契約に治水事業があるのですか?
米陸軍には工兵隊があり、軍事施設の建設だけでなく河川・港湾・治水の公共事業も所管しているためです。省庁の枠と事業の性格が一致しない例にあたります。
貯水池は何のために作るのですか?
記録は堤防と構造物の建設としか記していません。一般に、雨季に余る水を貯め乾季に流すことで湿地へ届く水の量と時期を調整する役割を持ちます。
なぜ10年もかかるのですか?
理由は記録に書かれていません。読み取れるのは、期間が2024年9月から2034年12月までに設定されているという事実までです。

出典(一次情報)

本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。

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