ハンティントン・インガルスに約47.3億ドル ― 艦の建造そのものではなく「長納期資材」を先に手配する契約。金額はちょうど207件の中央値にあたる
海軍が管理する確定契約で、説明欄には特定の揚陸艦に関する長納期資材とある。艦の建造そのものではなく、納品までに時間のかかる資材を先に手配する段階にあたる。義務付け額は約47億2,547万ドルで、2026年9月1日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件の中央値とほぼ一致する。
契約の基本情報
- 受注者ハンティントン・インガルス
- 契約額$4,725,472,613(約47.25億ドル)
- 軍種海軍
- 発注機関国防総省
- 発注部局海軍省
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2018-08-02 〜 2031-03-01
- 契約番号(PIID)N0002418C2406
契約の概要(原文)
LPD 30 LLTM
要点
- 艦の建造そのものではなく、納品までに時間のかかる長納期資材を先に手配する契約にあたる。
- 建造と資材が別の契約になるため、片方だけを見ると艦にかかる費用を小さく見積もることになる。
- 義務付け額は約47億2,547万ドルで、2026年9月1日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件の中央値とほぼ一致する。
- 中央値が47億ドル台なのは、当サイトの収集が金額の大きい契約を中心にしていることの反映である。
- 同じ企業を指す略した表記が別に11件あり、異なるUEIが付いている。同207件の受注者名は50種、UEIは74種。
- 約47億2,547万ドルは207件の中央値にほぼ等しく、最大は約512億6,921万ドル、最小でも約24億8,929万ドルである。
1資材の手配が独立した契約になる
艦を造る工程では、船体の組み立てが始まるより前に手配しなければならない資材がある。納品までに年単位の時間がかかるものがあるためで、そうしたものを長納期資材と呼ぶ。この契約は、その手配を対象としている。
建造そのものとは別に契約が切られることで、記録の上では二つの支出として現れる。片方だけを見て艦の費用を語ると、実際より小さく見積もることになる。艦種と番号が説明欄に書かれているため、同じ艦に関する他の契約と突き合わせる手がかりは残っている。
2金額がちょうど中央値にあたる
義務付け額は約47億2,547万ドルである。2026年9月1日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件では、義務付け額の中央値がほぼ同じ値になる。
中央値が47億ドルという水準は、当サイトの収集が金額の大きい契約を中心にしていることの反映でもある。国防総省の契約すべてを集めたものではなく、上位の層を切り取った集まりである。金額の分布を語るときは、その前提を踏まえる必要がある。
3同じ企業が二つの表記で現れる
この契約の受注者名は、正式な表記で記録されている。2026年9月1日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件には、同じ企業を指す略した表記も別に11件あり、そちらには異なるUEIが付いている。
表記が違えばUEIも違う、という関係は207件を通じて一貫している。同じUEIに複数の表記が付いている例は一件もない。企業単位で数えるには、名前とUEIの対応を先に決めておく必要がある。同207件の受注者名は50種、UEIは74種である。
4この金額が分布の真ん中にあたる
義務付け額は約47億2,547万ドルです。2026年9月1日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件では、義務付け額の中央値がほぼ同じ値になります。
最小でも約25億ドルという水準は、当サイトの収集が金額の大きい契約を中心にしていることの反映です。国防総省の契約すべてを集めたものではなく、上位の層を切り取った集まりであり、金額の分布を語るときはその前提を踏まえる必要があります。艦を造る工程では、船体の組み立てが始まるより前に手配しなければならない資材があり、この契約はその手配を対象としています。
なぜ重要か
大型の装備では、費用が複数の契約に分かれて現れる。資材の手配が先行して独立に契約されると、公開データ上は別々の支出になる。一つの艦や機体にかかる費用を追うには、艦種記号や番号を手がかりに記録を束ねる作業が要る。
よくある質問(FAQ)
長納期資材とは何ですか?
この額が艦の総費用ですか?
なぜ同じ企業が二つの表記で現れるのですか?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):N0002418C2406