約79.53億ドル 国防総省・全軍共通 DEFINITIVE CONTRACT N0001921C0020

ステルス戦闘機「F-35」の全世界維持整備(FY21-23)に累計約79.5億ドル ― ロッキード・マーティンへのサステインメント契約(USAspending)

国防契約管理局 2020-12-31 〜 2027-12-30

USAspendingによれば、第5世代ステルス戦闘機「F-35」の全世界的な機体システムの維持整備(FY2021-23分)を、ロッキード・マーティンが受注した。契約額は累計約79.5億ドル($7,953,264,131)、2020年12月開始・2027年12月までの確定契約。世界各国が運用するF-35を飛ばし続けるための、国際的な規模のサステインメント契約である。

契約の基本情報

  • 受注者ロッキード・マーティン
  • 契約額$7,953,264,131(約79.53億ドル)
  • 軍種国防総省・全軍共通
  • 発注機関国防総省
  • 発注部局国防契約管理局
  • 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
  • 履行期間2020-12-31 〜 2027-12-30
  • 契約番号(PIID)N0001921C0020

契約の概要(原文)

FY21-23 GLOBAL F-35 AIR SYSTEM SUSTAINMENT

要点

  • 全世界のF-35機体システム維持整備(FY21-23)をロッキード・マーティンが受注。累計約79.5億ドル($7,953,264,131)。
  • 確定契約、履行期間2020年12月〜2027年12月。
  • F-35は米国と多数の同盟国が共同で調達・運用する第5世代ステルス戦闘機。
  • 維持整備が「全世界(GLOBAL)」規模=参加国が部品・整備基盤を共有する国際運用体制。
  • 開発(SDD)・量産(LRIP)・維持(本件)=ライフサイクル各局面に数十億ドル規模の契約。

F-35 は、米国と多くの同盟国が共同で開発・調達し、各国で運用される第5世代ステルス戦闘機だ。本サイトで別途扱った開発(SDD)契約や量産(LRIP)契約が「作る」段階なら、本契約は作った機体を「飛ばし続ける」維持整備(サステインメント)の段階にあたる。注目すべきは、それが一国内ではなく「全世界(GLOBAL)」を対象としている点だ。

F-35は、参加国が部品や整備基盤を共有する国際的な運用体制を敷いており、維持整備も各国ばらばらではなく、グローバルな枠組みで支えられる。多数の国が同じ機体を使うからこそ、部品供給や整備を束ねて効率化する一方、その全体を1つのサステインメント契約が支える構図になる。累計約79.5億ドルという規模は、F-35という機体が「国際共同事業」として運用されていることの表れでもある。

F-22(維持段階)とF-35(量産+維持の両段階)を並べると、戦闘機のライフサイクルの各局面――開発・量産・維持――に、それぞれ数十億ドル規模の契約が張り付いていることが分かる。概要(USAspending)は維持整備の対象範囲までで、個別作業の詳細までは記されていない(本サイトは概要に無い内容は補わない)。

なぜ重要か

F-35は国際共同事業として運用され、その維持整備は全世界規模の枠組みで支えられる。開発・量産・維持というライフサイクルの各局面にそれぞれ数十億ドル規模の契約が張り付き、維持整備は生涯費用の大きな部分を占める。F-22(維持段階)と合わせ、戦闘機の費用構造を把握する材料として、防衛産業・国際安全保障を追う読者に有用。

よくある質問(FAQ)

これは何のデータですか?
米国の政府支出公開データ「USAspending」に登録された、国防総省(DoD)の連邦調達契約の1件です。受注企業・発注部局・契約額・概要が公開されています。本サイトは米国政府公式ではありません。
契約額は確定額ですか?
収集時点の累計値です。大型の防衛契約は複数年にわたり改定(モディフィケーション)が積み重なるため、金額は増減します。最新値は出典のUSAspendingで確認できます。
なぜ維持整備が「全世界」規模なのですか。
F-35は米国と多くの同盟国が共同で調達・運用し、部品や整備基盤を国際的に共有する体制を敷いているためです。各国ばらばらでなくグローバルな枠組みで維持整備を束ね、その全体を大型のサステインメント契約が支えます。

出典(一次情報)

本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。

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