国防総省、F-35A(LRIP第15ロット)の長納期資材に約301億ドル ― ロッキード・マーティンへの契約(USAspending)
国防総省が、F-35Aステルス戦闘機の低率初期生産(LRIP)第15ロットに向けた長納期資材(long lead)等の契約に約301億ドル($30,140,182,630/複数年累計)をロッキード・マーティンに発注。米軍の主力ステルス戦闘機F-35プログラムの一部。
契約の基本情報
- 受注者ロッキード・マーティン
- 契約額$30,140,182,630(約301.4億ドル)
- 軍種海軍
- 発注機関国防総省
- 発注部局海軍省
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2019-11-26 〜 2028-06-01
- 契約番号(PIID)N0001920C0009
契約の概要(原文)
THE PURPOSE OF THIS MODIFICATION IS TO AWARD F-35A LRIP 15 USAF AIRCRAFT* LONG LEAD FUNDING
要点
- F-35A(空軍型)LRIP第15ロットの長納期資材/資金を手当て
- 受注はロッキード・マーティン、F-35の主契約者
- 契約額 約301億ドル(複数年累計)・履行2019年11月〜2028年6月
- LRIP=本格量産前に少数生産して習熟・改良する段階
- long lead=製造に時間のかかる部材の先行手配
- 2026年9月1日時点で当サイトが保持する207件のうち、概要にLONG LEADを含むものは23件、ADVANCEを含むものは21件ある。
1F-35A LRIP 第15ロット
この契約は、F-35Aステルス戦闘機のLRIP第15ロットに関するもので、米空軍向け機体の長納期資金(F-35A LRIP 15 USAF AIRCRAFT LONG LEAD FUNDING)を手当てするものだ。契約管理は国防契約管理庁(DCMA)が担う。
2長納期資材を先に手当てする理由
航空機の生産では、エンジンや大型の鍛造品、電子機器のように、発注から納入までに年単位を要する部材がある。これらを機体本体の生産契約と同じタイミングで手当てすると、生産ラインが部材待ちで止まってしまう。そこで先に長納期資材の分だけ資金を措置し、後続の生産を予定どおり進められるようにする——本契約の「long lead funding」はその手当てにあたる。
3F-35 という調達プログラムの規模
4資材の先行手配は例外ではない
長納期資材や先行調達は、この契約に固有の仕組みではありません。2026年9月1日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件の概要を数えると、資材の先行手配に触れるものが相当数を占めます。
航空機の生産では、エンジンや大型の鍛造品、電子機器のように、発注から納入までに年単位を要する部材があります。これらを機体本体の生産契約と同じタイミングで手当てすると、生産ラインが部材待ちで止まります。先に資金だけを措置しておくことが、後続の生産を予定どおり進めるための前提になっているということです。
なぜ重要か
米国防最大級の調達プログラムであるF-35の規模と、長納期資材の先行手当てという生産の実務を示す具体例。防衛サプライチェーンやロッキード・マーティンの事業を追う手がかりになる。
よくある質問(FAQ)
これは何のデータですか?
契約額は確定額ですか?
「LRIP」「long lead」とは?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):N0001920C0009