F-35 低率初期生産ロット12の先行取得に約351億ドル ― ロッキード・マーティンへの契約(米海軍経由・USAspending)
米海軍(F-35統合計画室)が、F-35戦闘機の「低率初期生産(LRIP)ロット12」の先行取得契約(Advance Acquisition Contract)を、ロッキード・マーティンに発注。契約額は約351億ドル($35,135,514,910)。量産初期の生産ロットに向けて、長納期部材の手当てを先行させる枠組み。
契約の基本情報
- 受注者ロッキード・マーティン
- 契約額$35,135,514,910(約351.36億ドル)
- 軍種海軍
- 発注機関国防総省
- 発注部局海軍省
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2017-11-17 〜 2031-03-31
- 契約番号(PIID)N0001917C0001
契約の概要(原文)
LRIP LOT 12 ADVANCE ACQUISITION CONTRACT
要点
- F-35の「低率初期生産(LRIP)ロット12」の先行取得契約
- 受注はロッキード・マーティン、発注は米海軍(統合計画室JPOが一括管理)
- 契約額 約351億ドル($35,135,514,910・複数年累計)、確定契約、2017年11月〜2031年3月
- LRIP=量産立ち上げ段階、先行取得=長納期部材の前倒し手当て
- 約351億3,551万ドルは、2026年9月1日時点で当サイトが保持する207件のなかで2位=装備の調達としては最大にあたる。
1F-35 の LRIP ロット12
この契約は、F-35戦闘機の「低率初期生産(LRIP)ロット12」の先行取得(LRIP LOT 12 ADVANCE ACQUISITION CONTRACT)に関するものだ。F-35は空軍・海軍・海兵隊が共同運用する統合打撃戦闘機で、調達は海軍に置かれた統合計画室(JPO)が一括して管理する。
2低率初期生産(LRIP)とは
LRIP(低率初期生産)とは、量産を本格化させる前の立ち上げ段階で、少数ずつ生産しながら製造工程や品質を固めていく期間を指す。先行取得契約(Advance Acquisition Contract)は、その特定の生産ロット(ここでは第12ロット)に向けて、納期の長い部材を本生産契約に先立って手当てするための枠組みである。
3F-35 が調達の中心である理由
本契約は、別途集計しているF-35の長納期資材契約などと並び、F-35が米国の防衛調達のなかで突出して大きい多年度・国際共同プログラムであることを改めて示す。
4351億ドルという位置
2026年9月1日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件を金額で並べると、この契約は2番目に大きくなります。装備の調達としては最大にあたります。
F-35は空軍・海軍・海兵隊が共同運用する統合打撃戦闘機で、調達は海軍に置かれた統合計画室が一括して管理します。先行取得契約は、特定の生産ロット——ここでは第12ロット——に向けて、納期の長い部材を本生産契約に先立って手当てするための枠組みです。
支出済み額の比率が207件全体の1.0%より高いのは、実際に部材の手当てが進んでいることを示しますが、公開データの支出欄は記録が十分でない場合があります。
なぜ重要か
F-35という多年度・国際共同プログラムの生産段階の規模感と発注主体を把握する手がかり。航空・防衛サプライチェーンや、米政府市場・安全保障動向を追う読者に有用。
よくある質問(FAQ)
これは何のデータですか?
契約額は確定額ですか?
LRIP(低率初期生産)とは?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):N0001917C0001