調理済みサンドイッチに生の鶏肉(H-1149-2026)― 記録の上で「終わった」回収は1,408件中26件しかない
そのまま食べられる想定のサンドイッチに、生のパン粉付きチキンパティが誤って使われたとして回収されました。この記録は状態が「終了」となっている数少ない一つです。当サイトが保持する記録では、98.2%が「進行中」のまま置かれています。
リコールの概要(一次情報)
- 分類クラスI(最も重大)
- 対象種別食品・飲料
- 回収企業Fresh & Ready Foods LLC
- 理由Raw breaded chicken patties were inadvertently used in the ready to eat Burger Chicken Fillet sandwich. Raw breaded chicken patties pose a risk of foodborne illness due to the potential presence of Salmonella.
- 流通範囲Distributed in OR and WA.
- 回収開始日2026-06-25
要点
- そのまま食べる前提の製品に、加熱していない生のパン粉付きチキンパティが誤って使われたとされる回収です。
- 流通はオレゴン州とワシントン州、数量は377個で、小売店ではなく特定の事業所の休憩室で従業員に販売されたと記録されています。
- 状態は「終了」。2026年9月4日時点で当サイトが保持する1,408件のうち、終わったことを示す記録は26件(終了15・完了11)だけです。
- 残る1,382件(98.2%)は進行中のままで、医薬品288件は1件も終わっておらず、機器779件でも完了は1件だけです。
- 進行中という表示は危険の継続を意味するとは限らず、状態が更新されていない場合と区別する材料はこの記録にはありません。
1そのまま食べる前提が崩れる
サンドイッチは、加熱せずにそのまま食べる前提で作られています。今回の理由に書かれているのは、その前提で作られた製品に、加熱していない生のパン粉付きチキンパティが誤って使われたということです。生の鶏肉はサルモネラが存在しうるため、通常は十分に加熱してから食べます。加熱を前提としない製品に紛れ込むと、その一段が抜け落ちます。
流通はオレゴン州とワシントン州の二州、数量は377個で、小売店ではなく特定の事業所の休憩室で従業員に販売されたと記録されています。
2記録は始まりを書くが、終わりをあまり書かない
回収が終わったことを示す記録は、あわせて26件しかありません。残りはすべて進行中のままです。しかも内訳を見ると、終わった記録はすべて食品に属します。医薬品288件は1件も終わっておらず、機器779件でも完了は1件だけです。 これは、医薬品や機器の回収が実際に終わっていないという意味ではなく、終わったことがこの記録に反映されにくいという意味に読むのが妥当です。
3「終了」と「完了」は何が違うのか
二つの状態は段階が違います。企業の作業が終わることと、監督が終わることは別々に起きます。ただし、当サイトが保持する範囲ではどちらも稀で、状態の欄から「もう安全になったか」を読み取ることは、実際にはほとんどできません。
4終わっていないことを、どう読むか
進行中という表示は、危険が続いているという意味とは限りません。回収作業が実際に続いている場合もあれば、状態の更新が行われていないだけの場合もあります。区別する材料はこの記録にはありません。したがって、状態の欄は「終わったと書かれていれば終わった」という一方向にだけ使うのが安全です。書かれていないことから、続いているとも終わったとも結論できません。
なぜ重要か
状態の欄は、終わったと書かれていれば終わったと読めるが、書かれていないことからは何も結論できない。当サイトの範囲では98.2%が進行中のままで、医薬品は1件も終わっていない。危険が続いているのか、単に更新されていないのかを区別する材料が記録にない以上、この欄は一方向にだけ使うのが安全である。
よくある質問(FAQ)
「終了」と「完了」の違いは何ですか?
進行中なら、まだ危険なのですか?
なぜ終わった記録が少ないのですか?
出典(一次情報)
出典:openFDA(米国FDA・CC0 パブリックドメイン)。データは無保証で、医療判断には用いないでください。最新・正確な情報は FDA公式のリコール情報をご確認ください。本サイトは米国FDAに推奨・認定されたものではありません。
- FDA リコール情報(公式)
- openFDA(データ提供元)
- リコール番号: H-1149-2026