FDAクラスIリコール:ギラデリのホワイトチョコ風味パウダーにサルモネラ混入の可能性(多州流通)
米FDAは、Ghirardelli Chocolate Company の「スイートグラウンド・ホワイトチョコ風味パウダー(50オンス)」について、サルモネラ混入の可能性を理由に最も重大なクラスIリコールを記録しました(recall番号 H-0844-2026)。
リコールの概要(一次情報)
- 分類クラスI(最も重大)
- 対象種別食品・飲料
- 回収企業Ghirardelli Chocolate Company
- 理由Potential contamination with Salmonella.
- 流通範囲U.S. Distribution Pattern: AK, AZ, CA, FL, GA, ID, IL, IN, KY, MD, ME, MN, NC, NJ, NV, NY, OH, OK, OR, PA, SC, TN, TX, UT, VA, WA, WI. Foreign Distribution Pattern: Canada, Guatemala, Japan, Philippin...
- 回収開始日2026-04-26
要点
- FDAリコール番号 H-0844-2026、種別は食品(Food)、状態は進行中(Ongoing)、報告日は2026年5月27日。
- 対象はGhirardelli Chocolate Companyの「スイートグラウンド・ホワイトチョコ風味パウダー(50オンス)」。
- 理由はサルモネラ混入の可能性で、最も重大なクラスIに分類された。
- 数量は2,267ケース(6×50オンス/ケース)=13,602ユニット。
- アラスカ・カリフォルニア・フロリダ・ニューヨークなど多数の州に流通。
サルモネラは食中毒を引き起こす細菌で、発熱・腹痛・下痢などの原因となることが知られています。FDAのリコール区分のうち「クラスI」は、その製品を口にすると重い健康被害や死亡につながりうると判断された場合に用いられる最も重大な分類です。今回の記録では、混入が確認されたとまでは述べられておらず、あくまで「混入の可能性(potential contamination)」を理由とした予防的な措置として位置づけられています。
対象は誰もが知るチョコレートブランド「ギラデリ」のホワイトチョコ風味パウダーで、数量は2,267ケース(1ケース6個×50オンス)、ユニット換算で13,602個にのぼります。流通先はアラスカ・アリゾナ・カリフォルニア・フロリダ・ジョージア・アイダホ・イリノイ・インディアナ・ケンタッキー・メリーランド・メイン・ミネソタ・ノースカロライナ・ニュージャージー・ネバダ・ニューヨークなど複数の州に及び、地理的な広がりの大きさがクラスI区分とあわせて影響範囲の広さを示しています。
粉末状のチョコ・乳系原料におけるサルモネラの問題は、近年さまざまな製品で繰り返しリコールの対象となってきました。著名なブランドの製品であっても原料段階のリスクが波及しうるという点で、今回の事例は単独の出来事ではなく、同種の連鎖的なリコールという広い文脈の一部として理解すると見通しが良くなります。
なぜ重要か
13,602ユニットが十数州にわたって流通している規模感は、小売・外食・製菓の各段階での在庫確認や撤去の負担が広範囲に及ぶことを示します。クラスIという最重大区分は供給網全体での対応の優先度が高いことを意味し、粉末チョコ・乳系原料を扱う事業者にとっては原料調達のトレーサビリティと検査体制を見直す契機となり得ます。
よくある質問(FAQ)
クラスIリコールとは何ですか。
サルモネラとは何ですか。
どの州で流通していましたか。
出典(一次情報)
出典:openFDA(米国FDA・CC0 パブリックドメイン)。データは無保証で、医療判断には用いないでください。最新・正確な情報は FDA公式のリコール情報をご確認ください。本サイトは米国FDAに推奨・認定されたものではありません。
- FDA リコール情報(公式)
- openFDA(データ提供元)
- リコール番号: H-0844-2026