FDAクラスIリコール:Ghirardelli フラッペミックスにサルモネラ汚染の可能性 ― 流通先に日本、粉ミルク由来の連鎖リコール
Ghirardelli(ギラデリ)の業務用フラッペミックス(脱脂粉乳入り)にサルモネラ汚染の可能性があるとしてリコール。FDAは最重大のクラスIに分類。流通先に日本を含む。2026年5月にはこの脱脂粉乳を原料とする多数の食品リコールが相次いだ。
リコールの概要(一次情報)
- 分類クラスI(最も重大)
- 対象種別食品・飲料
- 回収企業Ghirardelli Chocolate Company
- 理由Potential contamination with Salmonella.
- 流通範囲U.S. Distribution Pattern: AK, AZ, CA, FL, GA, ID, IL, IN, KY, MD, ME, MN, NC, NJ, NV, NY, OH, OK, OR, PA, SC, TN, TX, UT, VA, WA, WI. Foreign Distribution Pattern: Canada, Guatemala, Japan, Philippin...
- 回収開始日2026-04-26
要点
- Ghirardelli 業務用フラッペミックス(脱脂粉乳入り)にサルモネラ汚染の可能性
- FDAは最重大の「クラスI」に分類(H-0841-2026・報告2026年5月27日・進行中)
- 流通先に**日本**を含む(米国26州超+カナダ・グアテマラ・フィリピン等)
- 数量:10lb入り237ケース、30lb入り3,488ケース(業務用サイズ)
- 同時期に「汚染された脱脂粉乳」を原料とする食品リコールが多数=サプライチェーン型の連鎖
米国FDAは、Ghirardelli Chocolate Company(ギラデリ)の業務用フラッペミックスのリコールを、最も重大な「クラスI」に分類した(リコール番号 H-0841-2026、報告日2026年5月27日、状態:進行中/企業の自主回収)。
対象は「GHIRARDELLI PERFECTLY PREMIUM FRAPPE MIX」チョコレート風味(10lbs および 30lb の業務用サイズ)で、原材料に脱脂粉乳(nonfat dry milk)を含む。リコール理由はサルモネラ(Salmonella)汚染の可能性。回収開始は2026年4月26日、数量は10lb入り237ケース・30lb入り3,488ケース。流通は米国26州超に加え、海外ではカナダ・グアテマラ・日本・フィリピン等に及ぶ。
サルモネラは食中毒の代表的な原因菌で、発熱・下痢・腹痛・嘔吐などを起こしうる。高齢者・乳幼児・免疫が弱い人では重症化のおそれがあるため、クラスIに分類される。
本件は単独の事象にとどまらない可能性がある。2026年5月27日報告のFDAクラスI食品リコールには、「サプライヤーがサルモネラ汚染で回収した脱脂粉乳を原料に使用した」ことを理由とする製品が、複数の調味料・食品原料メーカー(PS Seasoning、Solina、Fontana Flavors 等)で多数並んだ。原料(粉ミルク)の汚染が、それを使う下流の多くの製品リコールへ連鎖した「サプライチェーン型リコール」の様相を示している。
【意義】本リコールは流通先に日本を含む複数の国・地域に及ぶ。輸入食品・業務用食材を扱う事業者にとって、該当製品・ロットの確認材料になる。原料由来の汚染は下流の多数製品に波及しうるため、サプライチェーン全体での原料トレーサビリティの重要性を示す事例でもある。
なぜ重要か
流通先に日本を含むクラスI食品リコール。輸入食品・業務用食材の事業者が該当製品を確認する材料になる。原料(粉ミルク)由来の汚染が多数製品に連鎖した事例として、サプライチェーンの原料トレーサビリティの重要性を示す。
よくある質問(FAQ)
サルモネラとは?
なぜ多くの製品が同時にリコールされたのですか?
流通先はどこですか?
出典(一次情報)
出典:openFDA(米国FDA・CC0 パブリックドメイン)。データは無保証で、医療判断には用いないでください。最新・正確な情報は FDA公式のリコール情報をご確認ください。本サイトは米国FDAに推奨・認定されたものではありません。
- FDA リコール情報(公式)
- openFDA(データ提供元)
- リコール番号: H-0841-2026