FDAクラスIリコール:MG217 スキンクリームに黄色ブドウ球菌 ― 非滅菌製品の微生物汚染
Wisconsin Pharmacal社が、市販のMG217 マルチシンプトム・トリートメントクリーム(コロイドオートミール2%)に黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)の存在が確認されたとしてリコール。FDAは最重大のクラスIに分類。
リコールの概要(一次情報)
- 分類クラスI(最も重大)
- 対象種別医薬品
- 回収企業Wisconsin Pharmacal Company
- 理由Microbial Contamination of Non-Sterile Products: confirmed presence of Staphylococcus Aureus.
- 流通範囲USA Nationwide and Bahamas
- 回収開始日2026-04-24
要点
- MG217 皮膚用クリーム(コロイドオートミール2%)に黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)
- FDAは最重大の「クラスI」に分類(D-0553-2026・報告2026年5月27日・進行中)
- 非滅菌製品の微生物汚染/対象690本・米国全土とバハマに流通
- 傷のある皮膚や免疫の弱い人では感染症を起こしうる
米国FDAは、Wisconsin Pharmacal社による市販皮膚用クリームのリコールを、最も重大な「クラスI」に分類した(リコール番号 D-0553-2026、報告日2026年5月27日、状態:進行中/企業の自主回収)。
対象は「MG217 Multi-Symptom Treatment Cream & Skin Protectant」(有効成分:コロイドオートミール2%、NET WT 6oz/170g、製造:Pharmacal, Jackson, WI)。リコール理由は、非滅菌製品の微生物汚染として黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)の存在が確認されたこと。回収開始は2026年4月24日、対象数量は690本、流通は米国全土およびバハマ。
黄色ブドウ球菌は皮膚などに常在する細菌だが、傷のある皮膚や免疫の弱い人では感染症を引き起こしうる。皮膚に塗布する製品が汚染されている場合、特に皮膚バリアが損なわれている部位では感染リスクが高まるため、FDAは最も深刻なクラスIに分類している。
【意義】本リコールの流通は米国・バハマ向けで、それ以外への直接流通は記録上含まれない。ただし個人輸入や越境ECで米国製OTC(市販薬)を入手するケースもあるため、該当製品を持つ場合はFDA公式情報を確認してほしい(本記事は一般的整理であり医療助言ではない)。
なぜ重要か
米国・バハマ向けのクラスI医薬品(OTC)リコール。個人輸入・越境ECで米国製市販薬を扱う/入手する場合の確認材料。非滅菌の外用製品の微生物管理の重要性を示す。
よくある質問(FAQ)
黄色ブドウ球菌とは?
米国外でも売られていますか?
出典(一次情報)
出典:openFDA(米国FDA・CC0 パブリックドメイン)。データは無保証で、医療判断には用いないでください。最新・正確な情報は FDA公式のリコール情報をご確認ください。本サイトは米国FDAに推奨・認定されたものではありません。
- FDA リコール情報(公式)
- openFDA(データ提供元)
- リコール番号: D-0553-2026