国防総省(陸軍契約)、経口抗ウイルス薬1,000万コースの調達に約125億ドル ― ファイザーへの契約(USAspending)
陸軍の契約部局が、経口プロテアーゼ阻害薬「PF-07321332(ニルマトレルビル=Paxlovidの主成分)」を1,000万コース調達する契約に約125億ドル($12,549,999,848)をファイザーに発注。国防の調達網がパンデミック対応の医薬調達にも使われた事例。
契約の基本情報
- 受注者PFIZER INC
- 契約額$12,549,999,848(約125.5億ドル)
- 軍種陸軍
- 発注機関Department of Defense
- 発注部局Department of the Army
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2021-11-17 〜 2023-03-31
- 契約番号(PIID)W58P0522C0001
契約の概要(原文)
AWARD OF 10M TREATMENT COURSES OF ORAL PROTEASE INHIBITOR PF-07321332
要点
- 陸軍の契約部局が経口抗ウイルス薬を1,000万コース調達
- PF-07321332=ニルマトレルビル=Paxlovidの主成分
- 契約額 約125億ドル・履行2021年11月〜2023年3月
- 国防の調達網がパンデミック対応の医薬大量調達にも使われた事例
- 受注は製薬大手ファイザー
この契約は、経口プロテアーゼ阻害薬「PF-07321332」を1,000万治療コース調達するもの(AWARD OF 10M TREATMENT COURSES OF ORAL PROTEASE INHIBITOR PF-07321332)だ。PF-07321332はニルマトレルビル(nirmatrelvir)の開発コード名で、新型コロナ経口治療薬「Paxlovid」の主成分にあたる(Paxlovidはニルマトレルビルとリトナビルの組み合わせ)。
意義:本契約が示すのは、防衛とは別の“パンデミック対応”の調達が、国防総省(陸軍)の契約網を通じて行われたという事実だ。米政府は新型コロナ対応で、調達の実務に長けた国防総省の契約機能を医薬・物資の大量調達に活用した。1,000万コースという規模からも、緊急時に政府が単一企業へ巨額の前払い的調達を行う構図が読み取れる。受注のファイザーは世界的な製薬大手(本サイトの企業プロフィールでも扱う)。
なぜ重要か
国防総省の契約網がパンデミック対応の医薬大量調達に使われた具体例。緊急時の政府調達の仕組みや、官民連携によるワクチン・治療薬供給の規模を読む手がかりになる。
よくある質問(FAQ)
これは何のデータですか?
PF-07321332とは?
なぜ“陸軍”が医薬品を買うのですか?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):W58P0522C0001