約110.41億ドル 国防総省・全軍共通 DEFINITIVE CONTRACT N0001907C0001

国防総省、ティルトローター機「V-22オスプレイ」(FY08 Lot 12)に約110億ドル ― ベル・ボーイングへの契約(USAspending)

国防契約管理局 2007-04-02 〜 2020-08-15

国防総省が、ヘリのように離着陸し飛行機のように飛ぶティルトローター機「V-22オスプレイ」(MV-22・FY08 Lot 12)の契約を、ベル・ボーイング共同事業体に発注。契約額は約110億ドル($11,040,980,157)。独自の飛行能力を持つ航空機への大型調達。

契約の基本情報

  • 受注者ボーイング
  • 契約額$11,040,980,157(約110.41億ドル)
  • 軍種国防総省・全軍共通
  • 発注機関国防総省
  • 発注部局国防契約管理局
  • 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
  • 履行期間2007-04-02 〜 2020-08-15
  • 契約番号(PIID)N0001907C0001

契約の概要(原文)

MV-22 AIRCRAFT - FY08 (LOT 12)*

要点

  • 国防総省がティルトローター機「V-22オスプレイ」(MV-22・FY08 Lot 12)を発注
  • 受注はベル・ボーイング共同事業体、約110億ドル($11,040,980,157)、2007年4月〜2018年8月(複数年累計)
  • V-22=ヘリのように垂直離着陸し、固定翼機のように高速・長距離を飛べる独自機
  • 海兵隊(MV-22)を中心に空軍・海軍でも運用、兵員・物資輸送などに活用
  • ローターを上向きにすれば垂直に離着陸でき、前向きに傾ければ固定翼機に近い速度で飛べる=二兎を追う設計である。

1V-22 オスプレイの機体調達

この契約は、ティルトローター機「V-22オスプレイ」の機体(MV-22 AIRCRAFT - FY08 (LOT 12))に関するものだ。契約管理は国防契約管理庁(DCMA)経由で行われる。

2ティルトローターという機構

V-22「オスプレイ」は、エンジン・ローターを上下に傾ける(ティルトする)ことで、ヘリコプターのように垂直に離着陸しつつ、固定翼機のように高速・長距離を飛行できる独自のティルトローター機だ。海兵隊向けのMV-22をはじめ、空軍・海軍でも運用される。垂直離着陸と航続性能を両立するこの能力は、兵員・物資の輸送などで活用される。製造はベルとボーイングの共同事業体が担う。

3特定ロットへの大型調達

本契約は、独自の能力を持つ航空機への大型調達の一例であり、特定ロット(FY08・Lot 12)の機体取得にあたる。

4ローターを傾けると何が変わるか

V-22の特徴は、左右のエンジンとローターを上下に傾けられることにあります。同じ機体が、姿勢によって別の種類の航空機として振る舞います。

ローターを上向きにしたときローターを前向きに傾けたとき
滑走路のない場所へ垂直に離着陸できる固定翼機に近い速度で飛べる
ヘリコプターと同じ運用ができる航続距離が伸びる
速度と航続距離は限られる垂直に離着陸することはできない

この二兎を追う設計が、開発を難しくもし、独自の価値も与えてきました。海兵隊向けのMV-22をはじめ、空軍・海軍でも運用されています。製造はヘリコプターのベルと航空機のボーイングが組んだ共同事業体が担い、本契約はFY08・ロット12の機体取得にあたります。契約管理は国防契約管理庁を経由しています。

なぜ重要か

独自の飛行能力を持つ航空機(V-22)への大型調達の事例。航空・防衛サプライチェーンや、垂直離着陸・輸送能力の動向を追う読者に有用。額が複数年累計である点も読み方の手がかりになる。

よくある質問(FAQ)

これは何のデータですか?
米国の政府支出公開データ「USAspending」に登録された、国防総省(DoD)の連邦調達契約の1件です。受注企業・発注部局・契約額・概要が公開されています。本サイトは米国政府公式ではありません。
契約額は確定額ですか?
収集時点の累計値です。大型の防衛契約は複数年にわたり改定(モディフィケーション)が積み重なるため、金額は増減します。最新値は出典のUSAspendingで確認できます。
ティルトローター機とは?
エンジン・ローターを傾けることで、ヘリコプターのように垂直離着陸しつつ、固定翼機のように高速・長距離を飛べる航空機です。V-22オスプレイが代表例です。

出典(一次情報)

本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。

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