軍人・家族向け医療(TRICARE)の管理医療支援に約513億ドル ― 国防衛生局からヒューマナへの契約(USAspending)
米国防総省の国防衛生局(DHA)が、軍人・退役軍人とその家族向けの医療保障制度「TRICARE」の管理医療(マネージドケア)支援契約を、ヒューマナ・ガバメント・ビジネスに発注。契約額は約513億ドル($51,269,205,263)で、本サイトが集計したDoD契約のなかで最大。武器ではなく「軍人の医療」が防衛支出の最大級を占めることを示す。
契約の基本情報
- 受注者HUMANA GOVERNMENT BUSINESS INC
- 契約額$51,269,205,263(約512.69億ドル)
- 軍種国防総省・全軍共通
- 発注機関Department of Defense
- 発注部局Defense Health Agency
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2016-08-01 〜 2025-12-31
- 契約番号(PIID)HT940216C0001
契約の概要(原文)
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要点
この契約は、軍人・退役軍人とその家族に医療を提供する保障制度「TRICARE」の管理医療支援(MANAGED CARE SUPPORT)に関するものだ。
TRICAREは、現役・退役の軍人とその家族を対象とする国防総省の医療保障制度である。運営は全米をいくつかの地域に分け、地域ごとに民間の保険会社が「マネージドケア支援契約」を受託して、医療ネットワークの構築・受診調整・給付処理などを担う形をとる。本サイトが集計した同種の契約には、別の地域を担う契約(例:ヒューマナによる南部地域、ユナイテッドヘルスによる西部地域)も含まれており、この地域分担の構造がうかがえる。
この契約は、本サイトが集計した国防総省の連邦契約のなかで最大規模に位置する。注目すべきは、それが戦闘機や艦艇といった装備ではなく「軍人とその家族の医療」だという点だ。防衛支出というと兵器が想起されがちだが、実際には人(兵員)とその生活・健康を支える費用が極めて大きな比重を占めることを、この契約は具体的に示している。
なぜ重要か
防衛支出=兵器という見方を補正する事例。軍人とその家族の医療という「人」に関わる費用が最大級を占める実態は、米政府市場・ヘルスケア・安全保障の各動向を追う読者に有用。地域分担の運営構造を知る手がかりにもなる。
よくある質問(FAQ)
これは何のデータですか?
契約額は確定額ですか?
TRICAREとは?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):HT940216C0001