弾道ミサイル防衛にボーイングへ約188億ドル ― 弾道ミサイル防衛局の契約(USAspending)
米国の弾道ミサイル防衛局(BMDO=現在のミサイル防衛局MDAの前身)が、弾道ミサイル防衛に関する契約をボーイングに発注。契約額は約188億ドル($18,762,686,627)。本土を狙う長距離弾道ミサイルを迎撃する「地上配備型ミッドコース防衛(GMD)」に連なる、米ミサイル防衛の中核投資。
契約の基本情報
- 受注者THE BOEING COMPANY
- 契約額$18,762,686,627(約187.63億ドル)
- 軍種国防総省・全軍共通
- 発注機関Department of Defense
- 発注部局Defense Contract Management Agency
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2000-12-22 〜 2015-12-31
- 契約番号(PIID)HQ000601C0001
契約の概要(原文)
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要点
- 弾道ミサイル防衛局(BMDO=現MDAの前身)がボーイングに弾道ミサイル防衛を発注
- 契約額 約188億ドル($18,762,686,627・複数年累計)、確定契約、2000年12月〜2015年12月
- ボーイングは本土防衛の「地上配備型ミッドコース防衛(GMD)」の主要契約者
- GMDはアラスカ・カリフォルニア配備の迎撃ミサイル=本土ミサイル防衛の根幹
発注元の弾道ミサイル防衛局(Ballistic Missile Defense Organization, BMDO)は、米国のミサイル防衛を統括する組織で、後にミサイル防衛局(Missile Defense Agency, MDA)へと改組された。
ボーイングは、米本土を標的とする長距離(大陸間)弾道ミサイルを、宇宙空間を飛行する中間(ミッドコース)段階で迎撃する「地上配備型ミッドコース防衛(GMD=Ground-based Midcourse Defense)」の主要契約者として知られる。GMDはアラスカ・カリフォルニアに配備された迎撃ミサイルから成り、米国の本土ミサイル防衛の根幹をなす。本契約はその長期にわたる開発・整備の系譜に連なるものだ。
ミサイル防衛は、艦艇・航空機と並ぶ米国防の大型投資領域であり、限られた数の主要契約者に長期・巨額の契約が集中しやすい分野である。本契約はその構造を示す事例といえる。
なぜ重要か
艦艇・航空機と並ぶ大型投資領域であるミサイル防衛の規模感と、主要契約者への集中を把握する手がかり。防衛・宇宙サプライチェーンや、安全保障・抑止の動向を追う読者に有用。
よくある質問(FAQ)
これは何のデータですか?
契約額は確定額ですか?
地上配備型ミッドコース防衛(GMD)とは?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):HQ000601C0001