米空軍、軍事衛星の打ち上げ「EELV」に約95億ドル ― ユナイテッド・ローンチ・サービシズ(ULA)への契約(USAspending)
米空軍が、安全保障に関わる衛星を宇宙へ運ぶ打ち上げプログラム「EELV」(FY13+第1段階購入)の契約を、ユナイテッド・ローンチ・サービシズ(ULA)に発注。契約額は約95億ドル($9,499,338,751)で、国家安全保障の宇宙アクセスを支える大型契約。
契約の基本情報
- 受注者UNITED LAUNCH SERVICES, LLC
- 契約額$9,499,338,751(約94.99億ドル)
- 軍種国防総省・全軍共通
- 発注機関Department of Defense
- 発注部局Defense Contract Management Agency
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2013-06-26 〜 2022-12-02
- 契約番号(PIID)FA881113C0003
契約の概要(原文)
IGF::CT::IGF EELV FY13 + PHASE I BUY
要点
- 米空軍が安全保障衛星の打ち上げプログラム「EELV」を発注
- 受注はユナイテッド・ローンチ・サービシズ(ULA)、約95億ドル($9,499,338,751)、2013年6月〜2022年12月(複数年累計)
- EELV=軍事・情報衛星を確実に宇宙へ運ぶ「保証されたアクセス」を担うプログラム
- ULAはアトラスV・デルタIVで打ち上げを担う(後にNSSLへ発展)
- 装備だけでなく「宇宙へのアクセス」能力への大型投資
この契約は、安全保障に関わる衛星の打ち上げプログラム「EELV」(EELV FY13 + PHASE I BUY)に関するものだ。受注のユナイテッド・ローンチ・サービシズは、ULA〈United Launch Alliance〉のサービス会社にあたる。契約管理は国防契約管理庁(DCMA)経由で行われる。
EELV(Evolved Expendable Launch Vehicle)は、軍事衛星や情報衛星を確実に宇宙へ運ぶための米国の打ち上げプログラムで、「宇宙への保証されたアクセス」を確保することを目的とする。ULAはアトラスV・デルタIVといったロケットでこれらの打ち上げを担ってきた(プログラムは後にNational Security Space Launch〈NSSL〉へと発展)。宇宙は、通信・測位・偵察など現代の軍事・社会インフラを支える領域であり、その打ち上げ能力の確保は国家安全保障の要となる。
本契約は、艦艇・航空機といった装備だけでなく、「宇宙へのアクセス」という能力に大型の防衛支出が向かうことを示す事例である。
なぜ重要か
「宇宙へのアクセス」という能力に大型の防衛支出が向かう事例。宇宙・打ち上げ・衛星や、国家安全保障の宇宙領域を追う読者に有用。装備調達に留まらない防衛投資の広がりを示す。
よくある質問(FAQ)
これは何のデータですか?
契約額は確定額ですか?
EELVとは?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):FA881113C0003