募集中 OBSERVATIONAL NCT07677124

医療AI臨床試験:ダーモスコピー画像からCNNで基底細胞がんの高/低リスク・組織型を予測 ― 皮膚科医と比較(NCT07677124)

Istanbul Training and Research Hospital 更新 2026-06-30

皮膚がんの一種「基底細胞がん(BCC)」について、臨床写真とダーモスコピー(拡大鏡)画像から畳み込みニューラルネットワーク(CNN)で高リスク/低リスクを分類し、組織型まで予測できるかを評価する後ろ向き観察研究。皮膚科医の判定とも比較する。組織診断が基準。目標2500例・募集中。

試験の概要(一次情報)

  • 進行状況募集中
  • 対象疾患Basal Cell Carcinoma
  • スポンサーIstanbul Training and Research Hospital
  • 目標症例数2,500 例
  • 期間2026-05-22 〜 2027-05-22

要点

  • ダーモスコピー・臨床画像からCNNで基底細胞がん(BCC)の高/低リスク分類と組織型予測を評価する後ろ向き観察研究。
  • 主要目的は低リスク/高リスク分類の診断性能。副次で組織型予測と皮膚科医との比較。
  • 対象は皮膚科アーカイブの組織学的に確定したBCC症例。病理診断を基準(ground truth)とする。
  • BCCは最多の皮膚がん。高リスク組織型の見極めは切除範囲や手術法の計画に関わる。
  • 目標2500例・募集中。後ろ向きの性能評価で、病理検査の置き換えや臨床導入の確立ではない。

基底細胞がん(BCC)は、皮膚がんのなかで最も多いタイプで、多くはゆっくり進むが、放置や取り残しで局所的に深く広がることがある。治療方針を決めるうえでは、悪性度の高い組織型か(高リスク)、そうでないか(低リスク)の見極めが重要になる。皮膚科ではダーモスコピー(皮膚を拡大して観察する道具)で表面下の模様まで見て診断するが、最終的な組織型は生検の病理検査で確定する。

本研究は、この見極めを画像から支援できるかを検討する。登録情報の要旨によれば、臨床写真とダーモスコピー画像を使い、畳み込みニューラルネットワーク(CNN=画像認識に強い深層学習の一種)ベースのモデルで、BCCを低リスク/高リスクに分類する診断性能を主目的として評価する。副次的に、組織型(病理での分類)の予測や、皮膚科医の判定との比較も行う。

対象は皮膚科アーカイブの組織学的に確定したBCC症例で、病理診断を正解の基準とする。後ろ向きの観察研究で、目標2500例、募集中である。

なぜ重要か

高リスクの組織型を生検前に画像から見当づけられれば、切除範囲や手術法の計画に資する可能性がある。皮膚科医と比較する設計は、画像AIを「補助」として評価する参考になる(本試験は後ろ向きの性能評価であり臨床導入の確立ではない)。

よくある質問(FAQ)

ダーモスコピーとは?
皮膚を拡大して表面下の模様や血管まで観察する道具・手法です。ほくろや皮膚がんの診断に広く使われます。本研究はその画像をAIの入力に用います。
AIが病理検査(生検)の代わりになるのですか?
いいえ。本研究は病理診断を基準にCNNの診断性能を測る後ろ向き研究で、病理検査の置き換えや臨床導入を確立したものではありません。

出典(一次情報)

出典:ClinicalTrials.gov(米国NIH/NLM・パブリックドメイン)。本サイトは医療助言を行いません。最新・正確な内容は公式をご確認ください。本サイトは NIH/NLM に推奨・認定されたものではありません。

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