FDAクラスIリコール:ベーグルチップスにサルモネラ汚染の可能性 ― 回収された粉ミルク由来の連鎖リコール(Legacy Bakehouse)
Legacy Bakehouse社の焼き菓子「Butter Parsley Bagel Crisps(バターパセリ・ベーグルチップス)」が、サルモネラ汚染で回収されたカリフォルニア・デイリーズ社の粉ミルクを使用していたとしてリコール。FDAは最重大の「クラスI」に分類。
リコールの概要(一次情報)
- 分類クラスI(最も重大)
- 対象種別食品・飲料
- 回収企業Legacy Bakehouse LLC
- 理由Products were made with recalled California Dairies milk powder due to Salmonella.
- 流通範囲PA, WI
- 回収開始日2026-05-05
要点
1クラスIに分類された焼き菓子
米国FDAは、Legacy Bakehouse社による焼き菓子のリコールを、最も重大な「クラスI」(その使用が深刻な健康被害や死亡を招きうる)に分類した(リコール番号 H-0850-2026、報告日2026年6月3日、状態:進行中/企業の自主回収)。
2対象製品と回収理由
対象は「Butter Parsley Bagel Crisps(バターパセリ・ベーグルチップス、品番18490、10ポンド入り)」。リコール理由は、サルモネラ汚染を理由に回収されたCalifornia Dairies社の粉ミルク(milk powder)を原料に使用していたこと。
回収開始は2026年5月5日、数量は10ポンド入り750ケース、流通先はペンシルベニア(PA)・ウィスコンシン(WI)。
3サルモネラという原因菌
サルモネラは食中毒の代表的な原因菌で、発熱・下痢・腹痛・嘔吐などを起こしうる。高齢者・乳幼児・免疫が弱い人では重症化のおそれがあるため、クラスIに分類される。
4記録に現れる州は39
2026年9月1日時点で当サイトが保持するFDAの回収記録1,408件のうち、届け出た企業の所在地として州が記録されているものを数えると、39州に分かれます。上位はイリノイ、カリフォルニア、ニュージャージーの順です。
| 州 | 件数 |
|---|---|
| イリノイ(IL) | 183 |
| カリフォルニア(CA) | 151 |
| ニュージャージー(NJ) | 103 |
| マサチューセッツ(MA) | 80 |
| ペンシルベニア(PA) | 68 |
| テキサス(TX) | 61 |
| ウィスコンシン(WI) | 59 |
| ノースカロライナ(NC) | 55 |
ここでの州は、製品が流通した先ではなく、回収を届け出た企業の所在地です。流通の広がりとは別の軸で、製造や供給の拠点がどこに集まっているかが見えてきます。
なぜ重要か
原料(粉ミルク)由来の汚染が複数製品の回収へ連鎖した事例。食品事業者にとって原料トレーサビリティの重要性を示し、同一原料を使う製品の確認材料になる。一般消費者にも身近な食品安全の事例。
よくある質問(FAQ)
サルモネラとは?
なぜ粉ミルク由来で複数の製品が回収されるのですか?
出典(一次情報)
出典:openFDA(米国FDA・CC0 パブリックドメイン)。データは無保証で、医療判断には用いないでください。最新・正確な情報は FDA公式のリコール情報をご確認ください。本サイトは米国FDAに推奨・認定されたものではありません。
- FDA リコール情報(公式)
- openFDA(データ提供元)
- リコール番号: H-0850-2026