契約番号が「0059」の4桁だけ ― 枠だけ先に決めておいて、必要になったら注文書を切る契約形態
陸軍がKBRサービシズに発注した約60億6,290万ドルの記録で、契約種別は「デリバリーオーダー(納入指示)」。契約番号(PIID)は「0059」の4桁のみで、これはあらかじめ結ばれた包括的な契約の下で切られた個別の注文であることを示す。
契約の基本情報
- 受注者KBR
- 契約額$6,062,897,263(約60.63億ドル)
- 軍種陸軍
- 発注機関国防総省
- 発注部局陸軍省
- 契約種別DELIVERY ORDER
- 履行期間2003-08-12 〜 2014-09-30
- 契約番号(PIID)0059
要点
14桁の番号が意味すること
政府調達の契約番号(PIID)は、通常「N0001924C0039」のような十数桁の文字列です。ところがこの記録の番号は「0059」の4桁しかありません。これは、番号そのものが独立した契約ではなく、あらかじめ結ばれた包括的な契約の下で切られた個別の注文であることを示しています。契約種別の欄も「デリバリーオーダー(納入指示)」となっています。
2二つの契約形態
包括契約を先に結んでおき、必要が生じるたびに注文書を切るという形態は、何がどれだけ要るかを事前に確定できない調達で使われます。都度あらためて契約を結ぶ手続きを省けるため、発注から納入までの時間を短くできます。一方、包括契約の枠内で個別の注文がどう積み上がったかは、注文ごとの記録を追わないと見えません。
311年にわたる注文
この注文の期間は2003年8月から2014年9月までの約11.1年です。「注文書」という言葉から想像される短期の取引ではなく、複数年にわたって履行される規模になっています。義務付け額は60億ドルを超え、当サイトが保持する記録のなかでも上位に入ります。記録上の支出済み額は0ドルで、これは2026年9月2日時点で当サイトが保持する207件のうち115件(56%)に共通する状態です。
4記録から分かること、分からないこと
説明欄は空で、何を調達したのかは記録に書かれていません。受注者、発注軍種、期間、金額、契約種別という構造化された項目までが、この記録から確実に読み取れる範囲です。当サイトは記録に書かれていない内容を補いません。なお
なぜ重要か
政府調達では、包括契約を先に結び個別の注文で実行する形態が使われる。契約単位の集計だけを見ると、実際の調達がどう積み上がったかを取り逃がすため、契約種別の区別は分析の前提になる。
よくある質問(FAQ)
これは何のデータですか?
デリバリーオーダーとは何ですか。
契約額は確定額ですか?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):0059