約289.6万ドル DEFINITIVE CONTRACT HR001124C0356

ロッキード・マーティンに約290万ドル ― 高等研究計画局の「人工知能の増援」。計画の名前しか記録されていない

国防総省 2024-02-07 〜 2025-08-06

国防高等研究計画局が発注した確定契約。説明欄には計画の名称である「人工知能の増援」とその略称だけが記されている。義務付け額は約289万5,710ドル、期間は2024年2月7日から2025年8月6日までの546日。契約番号がHR0011で始まるのは同局の系統である。

契約の基本情報

  • 受注者ロッキード・マーティン
  • 契約額$2,895,710(約289.6万ドル)
  • 発注機関国防総省
  • 発注部局国防高等研究計画局(DARPA)
  • 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
  • 履行期間2024-02-07 〜 2025-08-06
  • 契約番号(PIID)HR001124C0356

契約の概要(原文)

ARTIFICIAL INTELLIGENCE REINFORCEMENTS (AIR)

要点

  • 説明欄には計画の名称と略称だけが記され、何を研究するのかは記録されていない。
  • 研究を担う機関の発注では計画に名前を付けて呼ぶ慣行があり、外から見ると名前を知らなければ手がかりがない。
  • 2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件のうち、契約番号がHRで始まるものは17件。
  • 同222件の受注者名は180種で大半が1件ずつだが、同時点の国防総省の契約207件では50種にとどまる。
  • 英字始まり155件はすべて国防総省、数字始まり67件はすべてそれ以外で、例外は0件である。

1計画の名前しか書かれていない

説明欄にあるのは、計画の名称とその略称だけである。何を研究するのか、どこまでを担うのかは記録されていない。名称から想像はできるが、それは推測にとどまる。

研究を担う機関の発注では、計画に名前を付け、その名前で呼ぶ慣行がある。関係者の間では通じる一方、外から見ると、名前を知らなければ手がかりがない。2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件のうち、契約番号がHRで始まるものは17件あり、そのなかには計画名だけが書かれた記録が複数含まれる。

2受注者が大手の防衛企業である

受注者は防衛分野で広く知られた企業である。2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件の受注者名は180種で、大半の企業が1件ずつしか受けていない。一方、同じ2026年9月1日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件では受注者名は50種にとどまる。

観点AIに関わる連邦支出222件国防総省の契約207件
受注者名の種類18050
受注の広がり大半の企業が1件ずつ少数の大手に集まる

AIに関わる一般の調達には中小の企業や大学が多く現れるのに対し、装備の調達は少数の大手に集まる。この記録は、研究開発の調達に大手が現れる例にあたる。研究の段階から関わることは、後の段階での位置に結びつきうるが、記録はそこまで語らない。

3契約番号がHR0011で始まる系統

契約番号のHR0011は高等研究計画局に対応する。同じHRで始まる記録には国防契約管理庁のものもあり、続く数字で発注元が分かれる。

2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件では、契約番号が英字で始まる155件がすべて国防総省の発注、数字で始まる67件がすべてそれ以外の発注で、例外は1件もない。番号の先頭を見るだけで大きな区分が付き、続く数字まで見れば発注元まで絞れる。期間は546日である。

なぜ重要か

研究開発の調達では、計画名だけが記録に残ることが多い。名前を知る関係者には十分でも、外から追う側には手がかりが乏しい。公開データの透明性は、記録の有無だけでなく、書かれ方の慣行によっても左右される。

よくある質問(FAQ)

何を研究する契約ですか?
記録には計画の名称と略称しか書かれていません。名称から想像はできますが、推測にとどまります。
なぜ計画名だけなのですか?
研究を担う機関の発注では、計画に名前を付けてその名前で呼ぶ慣行があります。関係者の間では通じますが、外からは手がかりが乏しくなります。
HRで始まる番号は高等研究計画局だけですか?
いいえ。国防契約管理庁のものも同じ綴りで現れ、続く数字で発注元が分かれます。

出典(一次情報)

本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。

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