CACIに約313万ドル ― 「計画とAIモデルの共有」に4年2か月。当サイトが保持する連邦支出の記録では長い部類にあたる
空軍が発注した確定契約。説明欄には計画とAIモデルの共有とある。義務付け額は約312万5,964ドルで、期間は2024年5月21日から2028年7月20日までの4年2か月。2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件のなかでは長い部類にあたる。
契約の基本情報
- 受注者CACIインターナショナル
- 契約額$3,125,964(約312.6万ドル)
- 発注機関国防総省
- 発注部局空軍省
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2024-05-21 〜 2028-07-20
- 契約番号(PIID)FA875024CB037
契約の概要(原文)
PLANNING AND ARTIFICIAL INTELLIGENCE MODEL SHARING
要点
- 説明欄は計画とAIモデルの共有で、作ったモデルを組織の間で受け渡す仕組みを整えることが主題と読める。
- 期間は2024年5月21日から2028年7月20日までの4年2か月。
- 2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件では、3年から5年が46件、5年以上は6件しかない。
- 同222件の受注者名は180種、UEIは181種で、大半の企業が1件ずつしか受けていない。
- 同時点の国防総省の契約207件は受注者名50種で、受け手の広がり方が大きく違う。
- モデルの共有には、動かす環境・訓練データの記録・評価基準を揃える作業が伴い、費用はそちらにかかる。
1モデルを共有するという主題
説明欄が挙げているのは、計画と、AIモデルの共有である。作ったモデルを組織の間で受け渡す仕組みを整えることが対象になっていると読める。
モデルを共有するには、動かす環境を揃える、どのデータで訓練したかを記録する、性能の評価を揃えるといった作業が伴う。技術そのものより、受け渡しの手順を作る部分に費用がかかる。記録は具体的な手法までは書いていないが、共有という言葉が主題に置かれていることは読み取れる。
2期間は4年2か月
期間は2024年5月21日から2028年7月20日までの4年2か月である。2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件では、期間の中央値は2.00年で、3年から5年のものは46件、5年以上のものは6件しかない。
仕組みを整える種類の作業は、一度作れば終わりではなく、使われながら直していく段階が続く。期間が長いことは、その性質を映していると読める。ただし記録は理由を書いていない。
3受注者はほとんど重ならない
2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件の受注者名は180種、事業者の識別子(UEI)は181種である。222件に対して受注者が180社ということは、大半の企業が1件ずつしか受けていないことを意味する。最も多い企業でも6件である。
同じ2026年9月1日時点で当サイトが保持する国防総省の契約207件では、受注者名は50種にとどまり、1社が11の識別子を持つ例もある。装備の調達は少数の企業に集まり、AIに関わる一般の調達は広く散らばる。同じ連邦の調達でも、受け手の広がり方が大きく違う。
4モデルを共有するのに何が要るか
モデルを組織の間で受け渡すには、モデルそのもの以外に揃えるものがある。費用がかかるのはそちらの側である。
- 1動かす環境を揃える受け取った側で同じように動く状態にする
- 2訓練データを記録するどのデータで訓練したかを残す
- 3評価を揃える性能をどう測るかの基準を合わせる
- 4受け渡しの手順を作る以上をまとめて共有できる形にする
説明欄が挙げているのは、計画と、AIモデルの共有である。作ったモデルを組織の間で受け渡す仕組みを整えることが対象になっていると読める。技術そのものより、受け渡しの手順を作る部分に費用がかかる。記録は具体的な手法までは書いていないが、共有という言葉が主題に置かれていることは読み取れる。
なぜ重要か
モデルを組織の間で受け渡すには、動かす環境と評価の基準を揃える作業が要る。この費用は技術開発とは別に発生し、期間も長くなりやすい。公開データからは、共有の仕組みづくりが独立した調達として現れることが読み取れる。
よくある質問(FAQ)
モデルの共有とは何をするのですか?
なぜ期間が長いのですか?
受注者は集中していますか?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):FA875024CB037