約307.9万ドル BPA CALL 2031JW22F00102

財務省・通貨監督庁(OCC)、次世代ネットワークのPoCにAIOps(IT運用のAI)等 ― 約308万ドルの連邦契約(USAspending)

Department of the Treasury 2022-06-13 〜 2024-07-25

米財務省の通貨監督庁(OCC)が、次世代ネットワークの3つの概念実証(PoC)=ソフトウェア定義WAN(SD-WAN)、IT運用のAI(AIOps)、エンドツーエンドの可視化に約308万ドル($3,078,738)を発注。受注はAFGlobe Communications。銀行監督当局のITインフラ近代化にAIを試す事例。

契約の基本情報

  • 受注者AFGLOBE COMMUNICATIONS INC.
  • 契約額$3,078,738(約307.9万ドル)
  • 発注機関Department of the Treasury
  • 発注部局Office of the Comptroller of the Currency
  • 契約種別BPA CALL
  • 履行期間2022-06-13 〜 2024-07-25
  • 契約番号(PIID)2031JW22F00102

契約の概要(原文)

NEXT GENERATION NETWORK SERVICES FOR THREE PROOF OF CONCEPTS FOR TECHNOLOGY AREAS SOFTWARE DEFINED WAN (SD-WAN), ARTIFICIAL INTELLIGENCE FOR IT OPERATIONS (AIOPS), AND END-TO-END VISIBILITY.

要点

  • OCC(財務省・通貨監督庁=銀行監督当局)が次世代ネットワークの3つのPoCを発注
  • 対象=SD-WAN(ソフトウェア定義WAN)/AIOps(IT運用のAI)/エンドツーエンドの可視化
  • 契約額 約308万ドル・履行2022年6月〜2024年7月・受注 AFGlobe Communications
  • AIOps=大量のログ・指標をAIで解析し障害予兆検知・原因特定・対応自動化
  • 華やかな応用ではなくITインフラの「運用」を賢くする取り組み・本格導入前のPoC

OCC(Office of the Comptroller of the Currency=通貨監督庁)は、米国の国法銀行などを監督し、金融システムの健全性を支える規制当局だ。今回試される次世代ネットワークの3つの概念実証(PoC)のうち、AIOps(Artificial Intelligence for IT Operations)はIT運用にAIを使う考え方で、ネットワークやシステムの大量のログ・指標をAIで解析し、障害の予兆検知や原因特定、対応の自動化を図るもの。SD-WANは回線をソフトウェアで柔軟に制御する技術、エンドツーエンドの可視化は経路全体の状態を見通す仕組みを指す。

本件はAIの華やかな応用というより、組織のITインフラを支える「運用」を賢くする取り組みだ。規制当局のシステムは安定稼働と可視性が重視されるため、AIOpsのような運用AIの相性がよい。しかも「概念実証(PoC)」=本格導入前に有効性を検証する段階に位置づけられている(具体的な構成や成果は原文に記載がないため推測しない)。

なぜ重要か

政府のAI需要が、目立つ応用だけでなく組織のITインフラ運用(AIOps)にも及んでいることを示す。規制当局を含む行政のシステム近代化でAIがどう使われるかを追ううえで手がかりになる。

よくある質問(FAQ)

AIOps(IT運用のAI)とは?
ネットワークやシステムが出す大量のログ・指標をAIで解析し、障害の予兆検知・原因特定・対応の自動化を図る考え方です。安定稼働と可視性が重視される組織のITと相性がよいとされます。
OCC(通貨監督庁)とは?
米国の国法銀行などを監督し、金融システムの健全性を支える財務省傘下の規制当局です。本件はその自らのITインフラ近代化の取り組みです。

出典(一次情報)

本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。

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