米国特許商標庁(USPTO)、特許検索のAI改善に約4,407万ドル ― Accenture Federalへの契約(USAspending)
米国特許商標庁(USPTO/商務省)が、特許検索を人工知能(AI)で改善する契約を Accenture Federal Services LLC に約4,407万ドル($44,076,744)で発注。防衛以外でのAI活用(特許審査の効率化)の代表例。
契約の基本情報
- 受注者アクセンチュア・フェデラル
- 契約額$44,076,745(約4,407.7万ドル)
- 発注機関商務省
- 発注部局米国特許商標庁
- 契約種別DELIVERY ORDER
- 履行期間2019-10-31 〜 2023-04-30
- 契約番号(PIID)1333BJ20F00280017
契約の概要(原文)
IMPROVE PATENT SEARCH WITH ARTIFICIAL INTELLIGENCE CONTRACTOR SUPPORT FOR RFI PROTOTYPE POP&FPOP: 6 MONTHS FROM DOA. EPMS ID 102001
要点
- USPTO(商務省・米国特許商標庁)が特許検索のAI改善を発注
- 受注はAccenture Federal Services LLC(アクセンチュアの連邦政府向け子会社)
- 約4,407万ドル($44,076,744)、デリバリーオーダー、2019年10月〜2023年4月
- 国防以外でのAI実務活用(特許審査の効率化)の代表例
- 2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件の金額は中央値約310万ドルで、1,000万ドル以上は32件、最大は約1億2,058万ドル。
1特許検索という中核業務
特許審査では、出願された発明がすでに世に出ている技術と重ならないかを確かめるため、先行技術(prior art)を膨大な文献から探し出す「特許検索」が中核業務になる。審査官一人が読める量には限りがあり、検索の精度と速さがそのまま審査の質と期間に効いてくる。今回の契約は、その特許検索をAIで改善するためのコントラクター支援である。
2商務省傘下の機関による発注
発注したのは商務省傘下の米国特許商標庁(USPTO)で、受注は Accenture Federal Services LLC。契約形態はデリバリーオーダー(Delivery Order)=あらかじめ結ばれた大枠の契約に基づいて個別の作業を指示する発注で、履行期間は2019年10月から2023年4月までである。
USPTOはAIを用いた特許検索の高度化に継続的に取り組んでおり、本サイトでは同庁の後続の契約も収集している。
3国防以外でもAIは実務に入っている
44,407万ドルという規模
2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件について、義務付け額の中央値は約310万ドルです。1,000万ドル以上は32件、5,000万ドル以上は4件で、最大は約1億2,058万ドルでした。
この契約の約4,407万ドルは、1,000万ドル以上の32件のなかでも上位に入ります。国防以外の発注は67件と少数ですが、金額の大きい契約が国防に偏るとは限りません。特許の検索という、機関の中核業務そのものを対象にしているためです。
なぜ重要か
国防以外の連邦機関でもAI活用(特許審査の効率化)が進む実例。リーガルテック・特許・ドキュメント検索AIに関わる事業者にとって、米政府の需要分野を知る手がかりになる。
よくある質問(FAQ)
特許検索とは?
Accenture Federal Servicesとは?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):1333BJ20F00280017