医療AI臨床試験:歯学教育でAIフィードバックと指導者フィードバックを比較(模型実習・NCT07682116)
歯学部3年生が模型歯で修復処置(詰め物など)を練習する臨床前実習で、AIが生成するフィードバックと指導者(人)のフィードバックが、実技成績・その場の不安・学生の受け止めに与える効果を比較する介入研究。140名・完了。
試験の概要(一次情報)
- 進行状況完了
- 対象疾患Preclinical Dental Education
- 介入/手法BEHAVIORAL: Artificial Intelligence-Generated Feedback、BEHAVIORAL: Human Instructor Feedback
- スポンサーSeda Nur Karakaş
- 目標症例数140 例
- 期間2026-03-13 〜 2026-03-31
要点
- 歯学部3年生の臨床前(模型歯)修復実習で、AI生成フィードバックと指導者フィードバックを比較する介入研究。
- 評価は実技成績(主要)・その場の不安(状態不安)・学生の受け止め(perception)の複数側面。
- AI生成フィードバックが臨床前の歯科実習で有効な教育支援ツールになりうるかを検討。
- 目標140名・2026年完了。成績だけでなく心理面まで含めて測る設計。
- AI教育支援の有効性を確立するものではなく、比較・検証の段階。
- 実技成績だけでなく、その場の不安と学生の受け止めという心理面まで含めて評価している。
1歯科の臨床前実習という現場
歯科医の技術は、患者を診る前に「模型歯」を使った臨床前(プレクリニカル)実習で身につける。詰め物や削り方などの手技は、指導者がその場で良し悪しを指摘するフィードバックによって上達するが、指導者の人数や時間には限りがあり、学生一人ひとりへの十分な個別指導は容易でない。ここにAIを使えば、実習中の手技に対してより頻回・均一なフィードバックを返せる可能性がある。
2指導者のフィードバックと比べる
本試験は、歯学部3年生が模型歯で修復処置を行う実習で、AIが生成するフィードバックと指導者(人)のフィードバックを比較する介入研究である。
登録情報の要旨によれば、学生はいずれかのフィードバックを受けて訓練し、その効果を(1)実技成績(practical performance score)、(2)その場の不安(状態不安)、(3)学生の受け止め(perception)という複数の側面から評価する。主要評価項目は実技成績で、目標140名、試験は完了段階にある。
3できばえだけを測らない
この研究が評価しているのは実技成績だけではありません。学ぶ側の心理面まで含めて測っている点が特徴です。
| 評価する側面 | 内容 |
|---|---|
| 実技成績 | 主要評価項目。できばえを測る |
| 状態不安 | 実習のその場で感じる不安 |
| 学生の受け止め | フィードバックをどう受け取ったか |
教育の場では、フィードバックの質が学習効果だけでなく学ぶ側の心理にも影響します。歯科医の技術は、患者を診る前に模型歯を使った臨床前実習で身につけますが、指導者の人数や時間には限りがあり、一人ひとりへの十分な個別指導は容易ではありません。目標140名で、試験は完了段階にあります。
なぜ重要か
専門教育へのAI活用は関心が高い領域。成績だけでなく不安や受け止めまで含めて効果を測る設計は、医療・技能教育にAI指導支援を導入する際の評価方法の参考になる(本試験は有効性の確立ではない)。
よくある質問(FAQ)
臨床前(プレクリニカル)実習とは?
AIのフィードバックは指導者より優れていると示されたの?
出典(一次情報)
出典:ClinicalTrials.gov(米国NIH/NLM・パブリックドメイン)。本サイトは医療助言を行いません。最新・正確な内容は公式をご確認ください。本サイトは NIH/NLM に推奨・認定されたものではありません。
- ClinicalTrials.gov(試験登録・原文)
- 登録番号: NCT07682116