臨時報告 8-K
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事象と提出が同じ日に起きる ― マイクロソフトの決算発表と、8-Kの日付欄
マイクロソフトが2026年4月29日に提出した8-K。日付欄も同じ4月29日です。発表した日が事象日であり、決算の対象期間が終わった3月31日ではありません。
提出書類の基本情報
- 企業MICROSOFT CORP(MSFT)
- 書類臨時報告 8-K
- 市場Nasdaq
- 業種(SIC)Services-Prepackaged Software
- 提出日2026-04-29
- 対象期2026-04-29
- 8-K事象2.02 業績・財務結果の公表、9.01 財務諸表・添付資料
- 受付番号0001193125-26-191457
要点
1開示は、いつ届くのか
同じ「開示」でも、届くまでの距離はまるで違います。この連載では、事象日から提出日までの距離を軸に、8つの記録を近い順に見ていきます。最初は距離ゼロ、つまり同じ日に届く型です。
2026年9月5日時点で当サイトが保持するSEC開示651件うち8-Kが437件
8-Kのうち事象日と提出日が同じもの253件57.9%
この記録の事象日と提出日どちらも2026年4月29日距離ゼロ
2日付欄が指しているのは「発表した日」
この8-Kは、2026年3月31日に終わった四半期の決算を扱っています。しかし日付欄は4月29日です。様式の日付欄は「最も早い事象の日」を記すもので、決算期間の終わりを記す欄ではありません。
どの日付かこの記録での値何を意味するか
決算の対象期間の終わり2026年3月31日数字が確定した日
事象日(日付欄)2026年4月29日発表という出来事が起きた日
四半期の位置づけ6月期決算の第3四半期会計年度は6月30日に終わる
「いつの数字か」と「いつ届いたか」は、別の欄に入っています。 決算を時系列で並べたいときは対象期間の欄を、開示の速さを見たいときは事象日と提出日を使います。
3中身は本文になく、添付資料にある
本文が述べているのは、プレスリリースを出したという事実と、その写しを添付資料99.1として提出したという事実だけです。数字は添付側にあります。さらに本文は、この情報が様式の一般指示B.2にもとづくもので、証券取引所法第18条の適用上「提出された(filed)」とはみなされないと明記しています。
次の記事では、一つの提出に4つの日付が現れる例を見ます。
なぜ重要か
開示の速さを見るときは事象日と提出日を、業績を時系列で見るときは対象期間の欄を使います。この二つを取り違えると、決算の日付が1か月ずれた表ができあがります。
よくある質問(FAQ)
なぜ日付欄が決算期間の終わりでないのですか。
8-Kの日付欄は「最も早い事象の日」を記す欄だからです。ここでの事象は決算の発表であり、その日は2026年4月29日でした。
同じ日に提出できるのはなぜですか。
プレスリリースを出すことが事象そのものだからです。あらかじめ準備した内容を発表と同時に提出できます。
「提出されたとみなされない」とはどういう意味ですか。
様式の一般指示B.2にもとづく扱いで、本文がそう明記しています。証券取引所法第18条の責任の対象から外れる、という手続き上の区別です。
出典(一次情報)
本記事は下記の米国SEC公式開示に基づく独自整理です。正確・最新の内容は必ず原文をご確認ください。
- SEC EDGAR(提出書類インデックス)
- 主要書類(原文)
- 受付番号:0001193125-26-191457
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