データから読み解く
読み方
予算の機能別分類は、連邦支出を「省庁別」ではなく「目的別」にまとめたものです(メディケア・社会保障・国防・国債利払い等)。これを見ると、連邦支出の大半が義務的支出=給付・社会保障(メディケア・社会保障・保健・所得保障)と国債の利払いで占められ、裁量的支出を上回ることが分かります。省庁の枠を超えて「政府が国民のために実際に何に使っているか」を捉えられます。
機能別の連邦支出
| # | 機能(目的) | 支出額 | 構成比 |
|---|---|---|---|
| 1 | メディケア(高齢者医療) | 18.1% | |
| 2 | 社会保障(年金) | 16.5% | |
| 3 | 国防 | 14% | |
| 4 | 国債の純利払い | 12.4% | |
| 5 | 保健・医療(メディケイド等) | 11.3% | |
| 6 | 所得保障(生活保護・失業給付等) | 7.5% | |
| 7 | 一般行政 | 5% | |
| 8 | 退役軍人 給付・サービス | 4.1% | |
| 9 | 教育・訓練・雇用・社会サービス | 2.2% | |
| 10 | 運輸 | 2% | |
| 11 | 自然資源・環境 | 1.3% | |
| 12 | 司法 | 1.1% | |
| 13 | 地域・地方開発 | 1.1% | |
| 14 | 商業・住宅金融 | 0.9% | |
| 15 | 農業 | 0.7% | |
| 16 | 国際関係 | 0.7% | |
| 17 | エネルギー | 0.6% | |
| 18 | 科学・宇宙・技術 | 0.5% |
掲載は正規の機能分類のみ(未分類等は除外)。構成比は掲載合計に対する割合です。金額は直近の完了会計年度の集計(obligations)。
費目別の連邦支出(支出の性格)
同じ支出を「何に対して払ったか(助成・給付/契約サービス・物品/人件費/資産取得)」で分けた内訳です。
| 費目(性格) | 支出額 | 構成比 |
|---|---|---|
| 助成・固定的支出(給付等) | 73.1% | |
| 契約サービス・物品の購入 | 11.9% | |
| 人件費・職員給付 | 8.6% | |
| その他 | 3.5% | |
| 資産の取得(設備・施設等) | 3% |
よくある質問(FAQ)
「機能別」とは何ですか?省庁別と何が違いますか?
機能別は、支出を「目的(メディケア・国防・教育など)」でまとめた分類です。省庁別(どの役所が使ったか)とは切り口が異なり、複数省庁にまたがる目的も1つにまとまります。
なぜ給付・社会保障が上位なのですか?
金額は何を表しますか?
直近の完了会計年度の、機能別の連邦支出(obligations 集計)です。出典は米政府の支出データ USAspending。
契約・助成のランキングとどう違いますか?
こちらは「目的別の総額」、契約・助成ランキングは「誰が受け取ったか(企業・機関・州)」です。合わせて見ると、何のために・誰に お金が流れるかが立体的に分かります。
関連データ
出典(一次情報)
出典:USAspending(DATA Actのオープンデータ・パブリックドメイン)。本サイトは米国政府公式ではありません。