機能別予算 × USAspending

連邦支出の目的別内訳(機能別)

連邦政府の支出を「目的(機能)別」にまとめた内訳です。メディケア・社会保障・国防・国債の利払いなど、省庁の枠を超えて「政府が何にいくら使っているか」を金額の大きい順に示します。

FY2025(直近の完了会計年度)

データから読み解く

  • 目的別の連邦支出(FY2025)で最大の機能は メディケア(高齢者医療)(約1.84兆ドル・掲載合計の18.1%)。
  • 給付・社会保障(メディケア・社会保障・保健・所得保障)に国債利払いを加えた義務的支出が大半=裁量的支出より大きい。

読み方

予算の機能別分類は、連邦支出を「省庁別」ではなく「目的別」にまとめたものです(メディケア・社会保障・国防・国債利払い等)。これを見ると、連邦支出の大半が義務的支出=給付・社会保障(メディケア・社会保障・保健・所得保障)と国債の利払いで占められ、裁量的支出を上回ることが分かります。省庁の枠を超えて「政府が国民のために実際に何に使っているか」を捉えられます。

機能別の連邦支出

# 機能(目的) 支出額 構成比
1 メディケア(高齢者医療) 約1.84兆ドル 18.1%
2 社会保障(年金) 約1.67兆ドル 16.5%
3 国防 約1.42兆ドル 14%
4 国債の純利払い 約1.25兆ドル 12.4%
5 保健・医療(メディケイド等) 約1.15兆ドル 11.3%
6 所得保障(生活保護・失業給付等) 約7,590.49億ドル 7.5%
7 一般行政 約5,114.27億ドル 5%
8 退役軍人 給付・サービス 約4,133.22億ドル 4.1%
9 教育・訓練・雇用・社会サービス 約2,215.14億ドル 2.2%
10 運輸 約1,978.06億ドル 2%
11 自然資源・環境 約1,334.06億ドル 1.3%
12 司法 約1,153.54億ドル 1.1%
13 地域・地方開発 約1,064.7億ドル 1.1%
14 商業・住宅金融 約958.55億ドル 0.9%
15 農業 約734.47億ドル 0.7%
16 国際関係 約715.78億ドル 0.7%
17 エネルギー 約632.4億ドル 0.6%
18 科学・宇宙・技術 約476.42億ドル 0.5%

掲載は正規の機能分類のみ(未分類等は除外)。構成比は掲載合計に対する割合です。金額は直近の完了会計年度の集計(obligations)。

よくある質問(FAQ)

「機能別」とは何ですか?省庁別と何が違いますか?
機能別は、支出を「目的(メディケア・国防・教育など)」でまとめた分類です。省庁別(どの役所が使ったか)とは切り口が異なり、複数省庁にまたがる目的も1つにまとまります。
なぜ給付・社会保障が上位なのですか?
メディケア・社会保障・保健(メディケイド)・所得保障は「義務的支出」で、法律で受給資格が決まり自動的に支払われます。これらと国債の利払いで連邦支出の大半を占め、毎年の予算審議で増減を調整しやすい裁量的支出(国防の一部や各種事業)より大きくなります。
金額は何を表しますか?
直近の完了会計年度の、機能別の連邦支出(obligations 集計)です。出典は米政府の支出データ USAspending
契約・助成のランキングとどう違いますか?
こちらは「目的別の総額」、契約・助成ランキングは「誰が受け取ったか(企業・機関・州)」です。合わせて見ると、何のために・誰に お金が流れるかが立体的に分かります。

関連データ

出典(一次情報)

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