CORTEX:AI/MLを使った対ドローン訓練の「敵役部隊」をGAMBIT DEFENSEが米空軍向けに構築 ― 連邦契約(USAspending)
米空軍がGAMBIT DEFENSE, INC.に約179万ドルで発注した連邦契約です。AI/機械学習を活用し、敵の無人航空機システム(ドローン)への対処訓練で敵役を務める「対抗部隊」を構築する、CORTEXと名付けられたプロジェクトです。
契約の基本情報
- 受注者GAMBIT DEFENSE, INC.
- 契約額$1,788,872(約178.9万ドル)
- 発注機関Department of Defense
- 発注部局Department of the Air Force
- 契約種別PURCHASE ORDER
- 履行期間2025-08-25 〜 2027-06-01
- 契約番号(PIID)FA864925P0493
契約の概要(原文)
DEDICATED COUNTER UNMANNED AERIAL SYSTEMS OPPOSING FORCES UTILIZING ARTIFICIAL INTELLIGENCE/MACHINE LEARNING: CORTEX
要点
- 米空軍(米国防総省の一部門)がGAMBIT DEFENSE, INC.に発注した連邦契約。
- 契約額は1,788,872ドル、識別番号(PIID)はFA864925P0493。
- 対無人航空機システム(counter-UAS=敵ドローンへの検知・対処)の訓練が対象。
- AI/機械学習を用いて訓練の敵役を務める「対抗部隊」を構築する内容。
- プロジェクト名は「CORTEX」。具体的な成果は原文に記載がない。
ドローン(小型の無人航空機)は安価かつ広く普及し、軍事・治安の現場で脅威としての存在感を増しています。これに対処する取り組みは「対無人航空機システム(counter-UAS)」と呼ばれ、敵のドローンを検知・識別・無力化する技術や運用の総称です。実戦でドローン脅威に的確に対応するには、現場の部隊が反復して訓練を積むことが欠かせません。その訓練で「敵役」を務めるのが対抗部隊(opposing forces=演習において仮想敵として行動する部隊)であり、本契約はこの敵役の機能を人工知能と機械学習で構築しようとするものです。
なぜAI/MLを使うのかという観点では、訓練相手の行動が予測可能で単調だと、現実の多様な脅威への備えとして不十分になりやすい、という背景が一般に指摘されます。AI/機械学習(データから規則性を学び、状況に応じて挙動を変える仕組み)を敵役に組み込めば、より変化に富んだ現実的な相手を訓練環境で再現できると期待されます。プロジェクト名の「CORTEX」はこの取り組みの識別名で、原文からはこの方向性が読み取れますが、実際にどのような性能や成果が得られたかは原文に記載がありません。
なぜ重要か
対ドローン訓練と、その敵役をAI/機械学習で構築する領域に、防衛分野の調達需要が存在することを示す一例です。counter-UASやAIを活用した訓練・シミュレーションに関わる事業者にとって、米空軍がこうした取り組みに発注している事実は、市場動向や調達の参考情報になります。
よくある質問(FAQ)
この契約は何を目的としていますか。
「対抗部隊(opposing forces)」とは何ですか。
具体的な成果や納入物は分かりますか。
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):FA864925P0493