国土安全保障省(DHS)、保安検査を高速化するAI/MLプログラムに技術支援 ― 約510万ドルの連邦契約(USAspending)
米国土安全保障省(DHS)が、保安検査を高速・高精度化する研究プログラム「Screening at Speed」のAI/ML取り組みへの技術支援(SETA)に約510万ドル($5,102,550)を発注。受注は非営利のNoblis。空港等の保安検査にAIを応用する研究の下支え。
契約の基本情報
- 受注者NOBLIS, INC.
- 契約額$5,102,550(約510.3万ドル)
- 発注機関Department of Homeland Security
- 発注部局Office of Procurement Operations
- 契約種別DELIVERY ORDER
- 履行期間2023-09-01 〜 2027-03-02
- 契約番号(PIID)70RSAT23FR0000088
契約の概要(原文)
SETA SUPPORT FOR SCREENING AT SPEED ARTIFICIAL INTELLIGENCE/MACHINE LEARNING EFFORTS
要点
- DHSの保安検査研究「Screening at Speed」のAI/ML取り組みへの技術支援(SETA)
- 契約額 約510万ドル・デリバリーオーダー・履行2023年9月〜2027年3月
- 受注は非営利研究機関の Noblis, Inc.
- SETA=中立的なシステム工学・技術支援。保安検査の高速・高精度化を下支え
- 国防に限らず公共安全(セキュリティ)の現場にAIが入る事例
SETA(Systems Engineering and Technical Assistance)とは、政府のプログラムに対して中立的な立場から提供される、システム工学・技術面の助言・支援を指す。今回はそのSETAを、保安検査の研究プログラム「Screening at Speed」におけるAI/MLの取り組みに提供する契約だ。
「Screening at Speed」は、空港等での保安検査を、利用者の負担を抑えつつ高速かつ高精度に行うことを目指すDHSの研究の枠組みとして知られる。手荷物・人物の検査画像の解析などはAI/MLが力を発揮しやすい領域で、本契約はその研究開発を技術支援(SETA)の形で下支えするものだ。受注したNoblisは公共部門向けの非営利研究機関で、政府プログラムの中立的な技術支援を担う主体としてふさわしい。本件は、国防に限らず公共安全(セキュリティ)の現場にAIが入り込む流れの一例といえる(個々の検査機能の詳細は原文に記載がないため、ここでは推測しない)。
なぜ重要か
政府のAI活用が、公共安全(保安検査)という生活に身近な分野にも及んでいることを示す具体例。安全保障に限らない行政のAI研究や、ガバメントテック・公共調達の動向を追ううえで手がかりになる。
よくある質問(FAQ)
SETAとは何ですか?
「Screening at Speed」とは?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):70RSAT23FR0000088