国防総省CIO向けのIT/AI/ML支援に約1.07億ドル ― 内務省調達経由の連邦契約(USAspending)
国防総省(DoD)の最高情報責任者(CIO)向けのIT・AI・ML支援サービスに、約1.07億ドル($106,725,460)の連邦契約。発注は内務省(Department of the Interior)の調達部門経由で、受注はTuknik Government Services LLC。
契約の基本情報
- 受注者TUKNIK GOVERNMENT SERVICES LLC
- 契約額$106,725,461(約1.07億ドル)
- 発注機関内務省
- 発注部局省本部(Departmental Offices)
- 契約種別DEFINITIVE CONTRACT
- 履行期間2020-12-23 〜 2025-03-10
- 契約番号(PIID)140D0421C0002
契約の概要(原文)
INFORMATION TECHNOLOGY (IT), ARTIFICIAL INTELLIGENCE (AI), AND MACHINE LEARNING (ML) PROGRAMMATIC SUPPORT SERVICES FOR THE DEPARTMENT OF DEFENSE CHIEF INFORMATION OFFICER (DOD CIO) JOINT ARTIFICIAL INTELLIGENCE CENTER (JAIC)
要点
1国防総省CIO向けの支援という中身
本契約は、国防総省(DoD)の最高情報責任者(CIO)向けに、IT・人工知能(AI)・機械学習(ML)のプログラム支援サービスを提供するものだ。注目点は、発注機関(Awarding Agency)が「内務省(Department of the Interior)」である一方、支援対象は「国防総省CIO」である点である。
2共有調達(assisted acquisition)という仕組み
米国では、ある省庁の調達部門が他省庁に代わって契約を実施する「共有調達(assisted acquisition)」が一般的で、本件は内務省の調達サービスがDoD CIO向けの契約を担ったものとみられる。発注省庁名と実際の利用部門が異なる点は、政府支出データを読む際の留意点になる。
3発注省庁で金額の水準が違う
2026年9月1日時点で当サイトが保持する連邦支出の記録222件を発注省庁で分けると、金額の中央値は国防総省が約260万ドル(155件)で最も低く、商務省が約891万ドル(9件)、内務省が約2,160万ドル(3件)と続きます。
| 発注省庁 | 記録の数 | 金額の中央値 |
|---|---|---|
| 内務省 | 3 | 約2,160万ドル |
| 商務省 | 9 | 約891万ドル |
| 退役軍人省 | 10 | 約509万ドル |
| 財務省 | 9 | 約449万ドル |
| 保健福祉省 | 18 | 約348万ドル |
| 国防総省 | 155 | 約260万ドル |
件数が最も多い国防総省が、1件あたりでは最も小さくなっています。多数の小口を出す省庁と、少数の大口を出す省庁があるためで、この記録のように内務省の調達経由で出るものは後者に寄ります。件数と金額は別々に見る必要があります。
なぜ重要か
政府AI/IT支援の発注規模に加え、「発注省庁=実利用部門ではない」共有調達の存在は、米政府支出データを正しく読むうえで重要。米政府市場を分析する実務者に有用。
よくある質問(FAQ)
なぜ内務省が国防総省向けの契約を?
金額は確定ですか?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国政府公式の支出データに基づく独自整理です。正確・最新の内容は公式をご確認ください。
- USAspending(契約の詳細)
- 契約番号(PIID):140D0421C0002