Cleo のファイル転送製品の無制限アップロード(CVE-2024-50623)― 最初の修正では塞ぎきれず、4日後に別の番号で再び掲載された
受託ファイル転送製品におけるファイルの無制限のアップロードおよびダウンロードの脆弱性。遠隔でのコード実行に至りうるとされる。同じ製品群について、4日後に別の番号の項目がKEVへ追加されている。
脆弱性の基本情報
- CVE番号CVE-2024-50623
- 対象(ベンダー/製品)Cleo Multiple Products
- CWECWE-434
- 悪用状況CISA KEV 掲載(実際の悪用を確認)/ランサムウェアでの悪用も確認
- 是正期限2025-01-03(米連邦民生機関・BOD 22-01)
要点
14日の間隔
- 12024年12月13日ファイルの無制限アップロードとしてKEVへ追加(本件)
- 22024年12月17日同じ製品群について別の番号が追加される
- 3二つ目の区分不適切な既定の権限。自動実行のディレクトリの既定設定が関わる
- 4読み取れること最初の対処では塞ぎきれず、別の面から同じ結果に到達しえた
同じ製品群が4日の間隔で二度、カタログに載っています。二つの項目は欠陥の型が異なります。一つ目はアップロードできるファイルの種類や場所に制限がないこと、二つ目は自動実行のディレクトリの既定の設定です。置けることと置いたものが動くことが、別々の項目として現れた形です。
2置けることと動くこと
ファイルを置けるだけであれば、それが実行されなければ直ちに問題にはなりません。逆に、自動的に実行される場所があっても、そこに置けなければ使われません。二つが揃うと、外部から置いたものがそのまま動くことになります。当サイトでは、置けることと実行されることのあいだにある距離を扱った記事も別にあり、同じ論点が繰り返し現れています。
3ファイル転送という位置
受託ファイル転送の製品は、組織のあいだで書類やデータをやり取りするために置かれます。役割上、外部と接し、扱う中身は業務の実データです。2026年9月4日時点で当サイトが保持する記録では、この区分でランサムウェア利用が既知の未解説項目が12件あります。件数は多くありませんが、通る情報の性質から影響が大きくなりやすい位置です。
4同じ製品が短期間に複数回載るとき
短い間隔で同じ製品が再び載る場合、最初の更新を当てただけでは終わっていない可能性があります。当サイトでは、後から出た更新のほうが堅牢な保護を含むとされた例や、過去の修正が迂回された例も扱っています。適用したかどうかではなく、どの版まで適用したかを確認する必要があります。
なぜ重要か
短い間隔で同じ製品が再び載る場合、最初の更新を当てただけでは終わっていない可能性がある。適用したかどうかではなく、どの版まで適用したかの確認が要る。
よくある質問(FAQ)
なぜ同じ製品が4日で二度載るのですか?
置けるだけなら問題は小さいのですか?
出典(一次情報)
本記事は下記の米国公式データに基づく独自整理です。正確・最新の内容、適用可否は必ず公式・ベンダーでご確認ください。
- CISA KEV Catalog(悪用確認済み一覧)
- NVD(CVE詳細・CVSS)
- ベンダー/参考アドバイザリ
- This product uses data from the NVD API but is not endorsed or certified by the NVD. KEV データは CC0(パブリックドメイン)です。